着物にたずさわる という職業について
大手のバイヤーの方と知り合うきっかけがありました。着物が好きで、産地からの買い付けを主に担当しているだけあって、着物に詳しくて、とても勉強になりました。話をしているときりがない。着物にたずさわる人は何故着物を着ないのか。以前から不思議でしたが、着物にたずさわる人の全てが着物好きではないような気がする。家族の為、仕事として着物にたずさわっているだけなので、着物に興味がある訳でもなく、着物を着たことがない方達は随分いらっしゃいます。でも、自分の着ない着物をお客に売るのってどうなの?着物は鑑賞するものではなく、着る物です。お客様の知りたい事は、産地や、織手や、糸のことではなく、その着物をどんなシーンで着るのか。合わせる帯や小物は何がいいのか。そして、夏ならいかに着物を涼しく着るのか。そんな工夫が知りたいのに、着物を着ないからわからない。*社会人1,000人へ「今の仕事が好きかどうか」についてアンケート「好き(とても好き・まあまあ好き)」と答えた人は全体の38%「好きではない(好きではない・あまり好きではない)」は27%「普通」は35%*子どもの頃や学生時代になりたかった職業につけているかどうか」について全体の14%が「つけている」と答え、「過去についていた」「目指している途中」はいずれも5%。「つけていない」と「特別なりたかった職業はない」はいずれも38%という結果。参考ミライトーチMedia着物に限らず、世の中全体がそうなのかもしれませんね。好きなことを仕事に出来、それが続けられる環境にあることはとても幸せな事なんだと痛感しました。でもそれは与えられるものではなく、自分自身がつかみ取るのでないかとも思う。チャンスは同じように誰にも訪れている。そのことに気付いて拾い上げるか否か。やるやらない、進む進まない、どっちの方向に歩くのかそんなことを瞬時に選んでいるのは自分自身。東京着物ショーは、売り手もお客様も9割以上の方々が着物でした。先日の有松絞り祭りももちろん着物。着物にたずさわる人や呉服店の方は、興味がないのか、休みがとれないのかそのイベントがあることさせ知らない人が多い。着物好きが集まるイベントは、まだまだ沢山あります。着物を着ない店舗に行くより、着物イベントが面白いと感じるのは、自分だけだろうか。