2011/02/13(日)20:05
「事務ミス」をナメるな!
今日は、「事務ミス」をナメるな!を紹介します。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
現代は「うっかり」が通用しない社会である。コンピューターと通信技術の
進歩が諸刃の剣となり、間違える時もボタン一つで一瞬のうちに大損害を出せる
ようになってしまった。
事務作業者には、今までと比較にならないほど高い信頼性が厳しく求められている。
そもそも工業系の会社は、事故防止の努力を長年続けており、
知識と経験を積んでいるのだが、それに比べれば文系の会社の方はミスへの
免疫が弱い傾向にある。
本書では、新しい視点から「事務ミス」を分析しなおし、
ミスや事故が絶えない会社を「ミスに強い組織」に変える具体策を提示する。
人はなぜミスをし続けるのか、ミスを防ぐ上で注目すべき力とは何か、
さらに、事務ミスを防ぐポイントとして、「手順」や「書式レイアウト」
「報告」「通達」「マニュアル」等をどう見直すか、などを、
具体例をあげながら紹介する。
【目次】(「BOOK」データベースより)
1 理論篇 なぜ人はミスをし続けるのか?
「うっかり」が通用しない時代(人は「有能」だからこそ間違える
間違えのメカニズム追究はきりがない
そもそも「間違い」とは何か?
時代が事務ミスを許さない!
2 実践篇 ミスはこう防ぐ
ミスの解決は、「6つの面」から考える
「気付かない」から事故になる─ミスを防ぐ力
その1「異常検知力」をつける
異変のはじまりはどこか?─ミスを防ぐ力
その2「異常源逆探知力」で復旧を容易にする
「ミスをしないこと」は目標になりえるか─ミスを防ぐ力
その3「作業確実実行力」とのつき合い方
御社の「手順」はムダだらけ─ミスを防ぐ作業手順を組み立てる
氾濫する「ダメ書式レイアウト」─書式を改良して事務ミスを防ぐ
「ミスに強い」組織に変える
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
中田亨(ナカタトオル)
1972年神奈川県生まれ。東京大学大学院修了。
現在、独立行政法人産業技術総合研究所研究員。博士(工学)。
様々な業種の企業とヒューマンエラー防止の共同研究を進める。
感想
今働いている会社で、ミスをする方がいます。
なぜ、その人は、ミスをしてしまうのか?
どうすればミスを防ぐことができるのか?
などと常日頃から考えていました。
しかし、いくら考えても
ミスをする人が悪い
と考えてしまい、根本的な解決ができない状態でした。
そんなときに、本書は、事務ミスについて書かれていたので購入しました。
本書の内容は、なぜ人が、ミスをするのか?
どのような人が、どれくらいのミスをするのか?
ミスを防ぐための方法論が書かれており、
大変参考になることが書かれておりとてもためになりました。
特にミスを防ぐための方法論が、詳しく書いております。
例えば、ヒヤリハットを人に伝えるためには、
人が飽きない工夫をさせるために、ストーリーや絵を取り入れて、
人に伝えることにより、確実に人に伝える方法論が書かれていました。
とても参考になったので、早速試したいと思います。
「事務ミス」をナメるな!