潜在意識の活用法 その5あなたの中には二人のあなたがいる表面上の意識は、心理学的には顕在意識とも呼ばれるが、自我1というものは、その顕在意識で動かされる日常の思考・行動・習慣・感情表現のことを言う。別の言い方をすると、「私」が「私であることを認識する」意識的な自我のことである。 一方、心の奥底に隠された意識は、潜在意識と呼ばれていることは、みなさんご存知のとおりである。自我2というのは、潜在意識で制御された、その人間の本質そのものである。直感・本能・感性などが、それに当たる。つまり、「私」が「私であることを形づくっている」無意識的な自我だと考えればいいかもしれない。(中略) もし、あなたが、告白を成功させて恋愛を成就させたいと願うのであれば、告白を自我1に任せるのではなく、自我2に、告白という行為そのものを任せるわけだ。 自我2は、常に直感的なので、過去の記憶や経験にとらわれることはない。目の前の相手に合わせた最適な言動を、直感的にあなたに取らせるだろう。 では、どうやって自我2を働かせればいいのだろう? 実は、自我2を日常の表舞台に登場させることは、意外と簡単にできるのである。それは、 1. 確信を持って、物事をあらかじめイメージする。 2. 現実に起こっていることをよく見て、よく感じる。 3. 目の前で起こっていることを判断しない。 という、三つのコツに慣れるだけでいいのである。 10日間イメージトレーニングより タカイチアラタ(著) 03/02/17 さあ、願望を実現しよう! 形態心理学者のフリッツ・ベリルスが、このようなことを言っている。 『人間は、自己成長を自分で著しく阻害する唯一の生物だ』 これはつまり、人間はある目標に対して、その目標を達成しようと思えば思うほど、「がんばる(TRY HARD)」という精神行為を行いたがる、ということである。ところが、この「がんばる」という行為は、自分自身への不信感の代償行為に他ならないのである。 「がんばる」ことは、自分自身の潜在能力や潜在意識に対する疑惑から生じる行為である。(中略) つまり、「がんばる」ということは、自分自身にたいする「願望達成への疑惑」という、「不信感の代償行為」、ということなのだ。 前記のフリッツ・ベリルスの言葉は、このような人間の自己批判精神に対するアンチテーゼである。 もしあなたが、どうしても実現したい願望があるなら、あなたは、自我1による「がんばり」を押さえ込んで、すべての願望の実現の過程を、あなた自身の中に眠っている自我2に任せるべきなのである。 10日間イメージトレーニングより 03/02/16 大肯定 大肯定とは、「何でも受け入れる」「何でも許す」「何でも否定しない」「何でも楽観的に考える」「何でも感謝する」です。この「大肯定」ができればマインドは暴走しません。否定するから、マインドが走ります。ですから、肯定すれば、マインドは走らなくなります。 いろいろ、やり方はあります。「小松茸を弟子にしてうれしい」の『うれしい』と、すぐに言い直すのも、この「大肯定」の一つの方法です。 でも、すべての場合に使えて、しかも、簡単なのは、「感謝」です。否定していては感謝はできません。感謝ができれば肯定していることになります。世の中のこと、すべてに感謝します。大肯定です。(中略) わけが分かっても、分からずとも、取りあえず、「ありがたいことだ」「ありがたいことだ」と一日中、千回も、万回も、言い続けていると、ですから、大概の病気は良くなります。 つまり、「病は気から」の反対を、意識的にするわけです。「健康は感謝から」という新しい標語を作ってもいいくらいです。 気楽なさとり方より 03/02/15 「見て」「感じて」それに「なりきって」ください。 この3ステップです。 「見る、感じる、なりきる」 私たちが言っていることはすべて、この3つのステップに含まれます。 これくらい簡単なのです。これくらいシンプルなのです。 BASHAR3より 03/02/17 人生、”順序を逆にする”ことでずっと生きやすくなる! 天風は教える。 「感謝を先にし、喜びで迎えれば、世界は黄金花咲く花園になる。人生を完全にする秘訣は、心の置きどころを変えるだけでいい」 「感謝本位の生活を現実にするために、正直と親切をモットーにし、心をいつも愉快に持続せよ」 人生でも仕事でも、ギブ・アンド・テイクが常識である。こちらが先にギブして、相手からのテイクはそのあとになる。決してテイク・アンド・ギブではない。 本音を言えば「お互い様じゃないか」とか、「本当はうちのお蔭でお宅も助かったのだろう」と言いたいところでも、それを言ってしまったのでは、話はそれっきりになる。たとえこちらからのギブが、相手からのテイクよりも何倍も大きいとしても、そんなことは計算せず、むしろ反射的にこちらから「ありがとうございます!」と感謝してしまうのだ。(中略) そして天風は駄目を押す。 「たった今からやろう。義務じゃないんだから。楽しみでするんだよ」 しかし、現実にはこんな声を聞くことも多い。 「心の中では本当に感謝しているのですが、つい口に出しそびれてしまいまして」 こんな弁解をする人は、みすみす楽しみのチャンスの芽を自分で摘んでしまっているのだ。 中村天風成功する人より 03/02/12 イメージすると、道が見つかる 大きな成功をする人は、プロセスで小さな成功をしている。 失敗ばかりしていると、余裕は生まれてこない。 「目標に向かって繰り返してやるんです。宇宙の法則で言うと、本当にそれができている状況をイメージして思い浮かべるんです。そうしたら、勝手にそういうふうになってしまう。イメージすると、そこへ行くためにどうするのかという手段がまた見えてくるんです。そこが見えて、ああ、こうなったなと思ったら、その段階でできるんです。そこでまた邪魔がいくつか入って、あれ、違うやないかというのはある。でも、ある程度はできますね。」 ネットで勝つより 03/02/09 霊層が上がると守護霊も増える その他わかったのは、大体一人の人に平均三十名ぐらいの守護霊が普段ついていますね。ただしある程度努力した時の数ですが…。 つまりボーッとしてたら三名ぐらい、ガーッと無我夢中にガンバッたら四十五名ぐらい、普通に努力してたら三十名ぐらいということです。(中略) また普段は守護霊が二人という女性がいましたが、その人も四十名になるときがあったんです。これはどういうときかというと、感謝をしているときだったんです。感謝をしているときに四十名になる。要するに、愛情です。それは御魂が向上、発展、アイデア、美とか、そういう芸術的なものに燃えているときに、パーッと輝くだけじゃなくて、愛の心の時にもパーッと輝くからです。 感謝というものはもう愛の心です。感謝を憎しみでする人はいませんね。「ありがとうございます」というその真心というのは神さまにストレートに通じるわけですね。ですから、そういうときにはパーッと守護霊も気がいいから来るわけです。感謝の心を忘れない人というのは、守護霊さんの力で不幸も免れますし、願いもかなうものです。 守護霊―ネアンデルタール人より 03/02/20 P-216 祈り 心を平和にする 祈りは自分がその一端をになう全体と心を開いて交流することによって、沈黙を生み出す方法である。それをどういう言葉で言い表すかは人それぞれだろう。神と語る、主をほめたたえる、高次の力に呼びかける、宇宙の心を呼び出す、宇宙に感謝するなどいろいろな言い方があるが、おこることは同じ。自分を包み込むと同時に高揚させてくれるパワー、エネルギー、存在といったものに自分を明渡すのだ。そのようなものに抱かれると、心が鎮まって平和となり、フローに生きている喜びが感じられる。(中略) 病気だと分かって、彼女の人生は祈りになったのだ。自分ではどうすることもできないと思ったとき、神の前にひれ伏して、助けを求めたのである。20にひとつという確率しかなかったにもかかわらず、彼女は回復した。 眠れぬ朝、彼女が祈ったのは、「あなたのみ心のままに」ということだった。ラリー・ドッシー博士は具体的ではない祈り -「あなたのみ心のままに」のような祈り- のほうが、具体的な結果を求める祈りやイメージより倍の効果があることをしめす実験について書いている。(もちろん、両者ともに効果があるとした上での話だ)多くの人は、「あなたのみ心のままに」と祈ると、せわしない心が落ち着くことを発見した。それらの言葉を口にすると、重荷や苦しみ、希望や恐怖を手渡した気分になるのだ。ただすべてがなるべきようになるのが -つまり、神が- 信じられるようになるのである。じたばたするのをあきらめ、こうした服従の言葉を口にすると、心が鎮まり、沈黙が訪れる。 パワー・オブ・フローより 03/01/19 瞑想があなたの未来を形作る エマーソンは、自然の美しさや荘厳さを瞑想することによって自分で自分の結核を治した超越者として知られています。彼は自然に関する素晴らしい記事を書いています。彼はその中で次のように述べています。 「たそがれどきに、曇り空の下を、雪の塊の残る、草一本ない荒地を横切り、素晴らしい幸運に思いを馳せるとき、私は、完全なる喜びを感じています。『宇宙の存在』の流れが私を通して流れています。私は神の一部なのです。」 (中略) では、「オーム」と「マントラ」をご紹介しましょう。「オーム」という言葉は、聖書では「本来の自分」と呼ばれていますが、これは「存在」「人生」「神」「知覚」「全知全能」という意味を表しています。 多くの人が「オーム」という言葉を何度も繰り返します。「本来の自分」と何度も繰り返すことになり、心が落ち着くでしょう。 マントラは、聖書からの散文詩や、ある特定の言葉や、賛美歌や、「オーム」という言葉を繰り返し唱えることから生じてくる一種の韻文です。「神が私の指導者である」というのは、良いマントラです。意味を知らずにマントラを唱えるよりも、知って唱えるほうが良いでしょう。もし意味を知らなければ、いくら繰り返し唱えても、何の効果もありません。あなたが精神的に成長したいならば、自分が行っていることと、それを行っている理由を知るべきです。詩やマントラや言葉の裏には意味や感情がなければならないのです。 「平和」という言葉を15~20分繰り返して言えば、とても平和で、リラックスしたような、落ち着いた気分になれるでしょう。また、「神は愛である」というのも素晴らしいマントラです。 心の威力―願望が信念に変わるより ジョセフ・マーフィー(著) 03/01/01 Q. じゃあ、想いを込めてイメージして、物事や未来を呼び寄せなくていいんですか。 A. そんなことしなくていいんです。私たちに未来を呼び寄せる力なんてありません。だって、もともと生まれる前からプログラムを書いてきていますから。未来を呼び寄せられたと思うのは ーそれが実現したと思うのは、そのとおりのプログラムで来たからでしょう。 こういう言い方をするとわかりやすいでしょうかね。噂をすれば影とやら。噂をしているとその人が必ず現れる、と言いますね。そこから組み立てて、未来を呼び寄せていると考えますが、実は組み立てが違うことに気がついていません。噂をしたからその人が来たのではなくて、その人が近づいて来たから噂を始めたんです。 「私」が必死になって念じたから未来がやってきたのではなくて、その未来が間違いなくやって来ることがわかっているから、念ずることができたんです。 で、何が問題なんですかより 小林正観(著) 03/02/04 P-215 自分で本当に好きなことをやるのを躊躇する理由はなにもありません。 遅らせる理由もありません。 真のあなたを表現する以外の仕事や人間関係や状況に執着して、しがみついている必要はありません。 エレガントに変化させてあげてください。 エレガントに変えてあげてください。 統一性をもって、そして愛をもって。 でも、変えてください。 BASHAR3より 03/01/28 ガチガチの”完璧主義”ほど非生産的なものはない 自分のために「倫理の日」を設けよう。規則よりも自分の倫理を大切に生きるために、まず、そうした日を決めてみるのだ。食事、服装、仕事、家庭生活など、その日の行動すべてに倫理を基本にするのだ。「それがきまりだから」と行動することほど、人間として恥ずべき行為はない。倫理で生きる人間は、犠牲を強いる法には加担しない。法律が何を言おうが、倫理に従って生きていける自分にするのである。 自分の中に奇跡を起こす!より 03/01/24 宇宙とつながる方程式を知れば、営業努力はいらない <ものづくりの宇宙法則>に調和した行動というものを考えてみますと、周りの人すべてに感謝し、お任せして、「ありがとう」を言ってることで、いいものができる、さらに、その商品は飛ぶように売れるらしい、ということです。 これからは、ただひたすら感謝と喜びで商品を生み出し、扱ってみてはどうでしょう。 「感謝だけで、営業努力しないで売れると思いますか」とよく聞かれますが、一応「売れます」とお答えしています。 根源的なことに気づくと、営業努力は、本来、要らなくなるようです。 努力し、頑張るけれど、感謝しない人って、世の中にすごく多いんです。どんな優秀な人であっても、他の人からの支援があって初めて生きていけるのですから、一つの試みとして、努力しなくてもいいから、頑張らなくてもいいから、周りの人に感謝してみる方法をお勧めします。 楽に楽しく生きるより 03/01/16 潜在意識を使うことに関する聖書の記事 「何事であれ、祈って求めればことごとく得ることができると信じなさい。そうすれば汝らは必ずそれを手に入れることができるであろう。」(マルコ伝第11章24節) 時制の区別に注意してください。この霊感を受けた書き手(訳者注・聖マルコを指す)が言っていることは、われわれの願望がすでに達成され満たされてしまっており、すでに完成してしまっているのだと信じて、それをほんとうだと受け取ると、その願望は将来、必ず実現されるということなのです。 このテクニックが成功するか否かは、思想とか考えとかはすでに心の中では一つの事実であるということを自信をもって確信できるかどうかによって決まります。心の領域の中で何かが実体を持つためには、それは実際そこに存在しているものとして考えられなければなりません。 眠りながら成功するより 03/01/12 P-178 自分を変えたいと思ったら、すでに変わった自分を想像して、その自分がするだろうことを行動してください。 次のことを覚えておいてください。 自分の波動以外の現実を体験することはできません。 目を覚まして、自分の望む現実を生きてください。 あなたはひとつの意識です。 意識を持った創造主となってください。 皆さんの使っている「潜在意識」「無意識」という言葉は、自らの意識に直面したくないために使っている都合のいい言葉です。 でも、次のことを知っていれば、未知のものを怖れる必要はなにもなくなります。 自ら選択するならば、人生の中で自分が出会うどんなものも肯定的に使えないものはありません。 皆さんの自由意思に従って、宇宙はどんな方向にでもサポートします。 存在には、たったふたつの基本しかありません。 ひとつは「あなたがいま存在している」ということ。 ふたつめは「あなたが与えるものが、自分に戻ってくる」ということ。 人生は、このくらいシンプルなのです。 複雑にしているのは、あなたの選択です。 BASHAR2より 03/01/12 もし、皆さんが結果を得たいのなら、結果を創らなければなりません。 宇宙というのは、その創造の中に真空の状態を創ることはできないのです。ですから皆さんがある種の結果、自分の人生、もしくはある種の結果の波動を”最初に”創りだしたとしたら(自分の人生を本当に幸せにしてしまったら。もちろん幸せにしない理由はないですね)、皆さんが勝手に結果を創りだしてしまったわけですから、宇宙はその後で原因を創らなければなりません。 ですから宇宙が原因を提供してきます。 皆さんが自分で運転席のレバーを握ってください。自分がこうなりたいと思う自分を、もう、今の自分だと信じれば、本当にそれが自分だという立ち振る舞いができます。 そうすると、そういう人がやるような事を自然にやります。その人がやらないようなことは、自然にやらなくなります。 そういう結果を、”最初に”創ることによって、その原因になるべき人達、状況が、自然に寄ってきます。 BASHARより 03/01/06 |