
深夜に、BS-i で、映画
『天国の口、終りの楽園』(2001年・メキシコ)をやっていたので、ボーっと見てしまった。
この映画、恵比寿の映画館でも見たんだけれど、そのときは、内容をよく知らず、男友達と見に行ったので、ちょっと気まずい想いをしたっけ。
見直してみると(=結末を知った上で見ると)、
“生”と“死”を、これでもかってくらい対比させた映画だったんだなぁ、と思った。
メキシカンの友達に、
『アモーレス・ペロス』(1999年・メキシコ)を薦められて見て、その時、その
強烈な“メヂカラ(目力)”にやられてしまった、
ガエル・ガルシア・ベルナルの映画は、結構見ている。
『アマロ神父の罪』(2002年・メキシコ)は、ガエル君のプロモーション映画。でも、その割に、彼の魅力(『アモーレス・ペロス』で見せたワイルドな感じとか)があまり活きていなくて、イマヒトツ。
『ウェルカム!ヘブン』(2001年・スペイン/イタリア・フランス)は、天国がフランス語でモノクロ、地獄が英語でカラー、現世がスペイン語でカラー、という設定は、新鮮だったけど、ガエル君の出番は少なく、ストーリーも山場がなかったので、あまり印象に残っていない。
『dot the I 』(2003年・英国/スペイン)は、お気に入り。
登場人物がみんな美しかったし、中盤以降のストーリー展開が意外で面白かった。ただ、“二転三転”の“三転”目は、私としては、なくてもヨカッタかな、という感じ。
『モーター・サイクル・ダイアリーズ』(2003年・英国/米国)は、映画館で見損なったので、レンタル開始が待ち遠しい。
『バッド・エデュケーション』(2004年・スペイン)は現在公開中、梅田で上映してるけど、内容から考えると、映画館で見なくても、いいかなぁ、、、と。
『アモーレス・ペロス』については、ちょうど、TSUTAYAのレンタル半額キャンペーンで、同じ監督(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)の
『21グラム』(2003年・米国)を借りてきたところなので、それを見終わったら、雑感を書きたいと思う(あくまでも、予定)。
監督つながりで言えば、『天国の口、終りの楽園』の監督と、あの!
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の監督って、同じ人(アルフォンソ・キュアロン)だったらしい・・・かなり意外。
この、ハリポタの3作目は、原作がとっても面白かっただけに、映画は“なんか、違う・・・”て思ってしまったけど、それは、監督というより、脚本が悪かったんだろうと思う。次作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』も、同じ脚本家みたいだし、期待はしないほうが無難かも。。。