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2005/10/01(土)23:39

シンデレラマン

映画のレビュー(493)

今日は1日、映画の日。興行成績はあまり振るわないようだけど、見た人の評価はなかなか良い『シンデレラマン』(2005年/米国 原題:Cinderella Man)を見た。 「えーっ!」と顰蹙を買いそうだけど、最初に正直に言います。 実は、中盤まで、所々ウトウトしてしまいました・・・劇場に見に行って睡魔に負けてしまったのは、『ロード・オブ・ザ・リング』(2001年)以来のこと(ちなみにそれゆえ、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作は見てません)。 ストーリーは単純明快。この映画はネタばれを気にする必要ナシ。 プロボクサーのジミー・ブラドック(ラッセル・クロウ)は、妻メイ(レニー・ゼルウィガー)と子どもたちと幸せに暮らしていたが、怪我でボクサー生命を絶たれ、世界恐慌の中、日雇いの職にもありつけず、貧しい生活を強いられる。 そんなとき、以前ジミーのマネージャーだったジョー(ポール・ジアマッティ)が、ボクシングの試合を持ってくる。負けてもともと、出るだけで賞金が出るということで、メイの反対も押し切りジミーはその試合に出場、そこから劇的な勝利を重ね、世界チャンピオンとなる。 以下、感想を箇条書きに。 ・これが実話ってのがスゴイ!ただ・・・「脚色する時、必要以上に“家族愛”を強調しすぎたのでは?」という疑問が。もちろん、“家族愛”がこの映画の“肝”なわけだけど、“男のロマン”好きな私としては、そっち視点でこの実話を映画化してくれたほうが嬉しかったかも(端的にいうと、『ロッキー』の方が好み)。  あ、でもこういう感想が出てくるのは、おそらく“所々”抜けてる部分があったせいも多分にありなんだとも思う。 ・プロの試合として見たらスピード感がなくイマヒトツなんだけど、でもボクシングシーンは本当に殴り合っているように見え、迫力があった!特に最後の試合は肩に力入りまくり。 ・ジョー役は、『サイドウェイ』のポール・ジアマッティ。いい奴でいい味出してたんで、私個人的にはこれから要注目の俳優となりそう。 ・逆にメイ役のレネーはNG。あの甘ったるい話し方にイライラ。表情とかは豊かで演技力はあるんだろうけど、好きになれないわ。。。 ということで、いつものように「評価は・・・」書きたいところだけど、最初に述べた事情により、今回は評価ナシ。 DVD出たら見直すべきかなぁ。。。

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