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2006/06/08(木)02:18

GOAL!

映画のレビュー(493)

ワールドカップも近いことだし、気分を盛り上げるべく、『GOAL!』(2006年/英・米 原題:Goal! The Dream Begins)を見た。 少年期に家族でメキシコから米国へ不法入国し、父ヘルマン(トニー・プラナ)、祖母メルセデス(ミリアム・コロン)、弟フリオとLAで暮らすサンティアゴ・ムネス(クノ・ベッカー)が、偶然元サッカー選手のグレン・フォイ(スティーヴン・ディレイン)に見出される。父に反対されるも渡英し、イングランドの名門ニューカッスル・ユナイテッドにテスト生として入団、一軍で活躍する選手にまで成長する姿を描くサクセス・ストーリー。 以下、感想を箇条書きに。 ・「上手く行き過ぎ、運良すぎ!」な展開なのだけれど、「一流のスポーツ選手って、これくらいの強運は持っているのかも」とも思ってしまう。それに、サンティアゴを演じる新人クノ・ベッカーの、愛嬌があってかつ素朴・一途な感じは、周りの人に助けてもらえそうなキャラクターとして説得力があった。 ・個人的には、ニューカッスル・ユナイテッドの監督エリク・ドーンヘルム(マーセル・ユーレス)がいい味を出していたと思う。サンティアゴだけじゃなくって、問題アリのスター選手ガバン(アレッサンドロ・ニヴォラ)も素直になったようだし、ああいう監督だったら信頼できそう! ・サンティアゴのお父さん、(ネタばれ反転)ラストでサンティアゴと和解させるんやったら、死なせんでもいいやーん!(ここまで)と思ったのは私だけではあるまい。 ・久しぶりに聞くメキシコ人なまりの英語(米語)、メキシコ人のスペイン語。懐かしい! ・FIFAのみならず、“銀河系軍団”レアル・マドリッドもこの作品に協力。ベッカム、ラウール、ジダンも登場~。やっぱりベッカムはカッコよかった(笑)。 ・ニューカッスルの街中が“フットボール”のリーグ戦で盛り上がっている様子を見ると、ワールドカップへ向けて気分も高まってくる。フットボール観戦も、ひいきのチームがあれば盛り上がるよな~。 評価は、 ★★★☆ (3.5 / 満点は5つ) サッカー音痴の人でも普通に楽しめるのではないかと思う。

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