『ジャンパー』(2008年/米国 原題:Jumper)を観た。
これはヘイデン・クリステンセン

が主演で映画化されると知ってから
原作まで読んで楽しみにしていたもの。試写会などで観た人からの酷評は聞いていたけれど、とりあえず公開初日に行ってみた
(ちょうど、映画の日で1,000円で観られるし)。
ミシガン州アナーバーに住むデイヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は、高校生だったある日、自分がテレポーテーションできることに気づく。その後すぐ家を出た
デイヴィッドは、その能力を使いラクラク銀行から奪ったお金をもとに、8年経った今ではニューヨークに住み優雅に暮らしている。
何の不自由もない生活をしていた彼を執拗に追う男、
ローランド(サミュエル・L・ジャクソン)が現れる・・・
以下、感想を箇条書きに。
・もともと少年向けのSF小説ということもあるせいか、ストーリーは雑な作り。感動なんてものは無縁で、あくまでもテレポーテーション(作品中では“ジャンプ”という)を体験するのが本作の見どころか。私個人的には、コロッセオにジャンプできたのが嬉しかった。うーん、ローマに行きたいっ!
・“ジャンパー”の先輩、
グリフィン(ジェイミー・ベル)との東京でのドライブシーンも楽しかった。
・上映時間は88分足らず。説明不足と思われる点も多々あるし、
デイヴィッドがパワーアップして終わっているので、巷の声では続編があるのでは?との声もあるらしい。続編作るなら、今度はもうちょっとストーリーもちゃんと作ってね・・・
・ヘイデン・クリステンセンはやっぱり美しい。でももうちょっと表情が豊かでもいいんじゃないかなぁ?
評価は、
★★☆ (2.5 / 満点)
“ジャンプ”するときの映像や音響が最大のセールス・ポイントなので、映画館で観たほうがいいと思うけれど、ぶっちゃけ1800円の価値はないな。