『ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛』(2008年/米国 原題:The Chronicles of Narnia: Prince Caspian)を観た。
第1作『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』から1年後、ナルニア国では1300年もの時が流れていた。今、ナルニア国を支配しているのはテルマール人で、彼らは魔法を信じずナルニアの民を迫害したため、かつてのナルニアの民は森に隠れるように棲んでいた。
テルマールの王位継承者である
カスピアン王子(ベン・バーンズ)は、叔父の
ミラース(セルジオ・カステリット)に息子が生まれたことから暗殺されそうになり、森へ逃げ込み、ナルニアの民に出会う。
カスピアン王子は、彼が吹いた角笛で呼び出された
ピーター(ウィリアム・モーズリー)、
スーザン(アナ・ポップウェル)、
エドマンド(スキャンダー・ケインズ)と
ルーシー(ジョージー・ヘンリー)の
ぺペンシー4兄弟姉妹とともに、ナルニア再興のために戦う・・・
以下、感想を箇条書きに。
・前作より面白かったと思う。どこかで観たことがあるような気もしたけど、映画らしく、戦争のシーンに迫力があった。
・
エドマンド、懐中電灯を持ち歩いているなんて準備が良すぎです(笑)。
・一瞬だけだけど、
白い魔女(ティルダ・スウィントン)が登場。まだ完全には滅んでいなかったのね・・・。でもここで、前作で彼女に利用されてしまった
エドマンドが、成長したところを見せてくれました
・ナルニア側が数で圧倒的不利な場面で、どうやって挽回するのかと思いきや、
(ネタばれ反転)アスラン、木や川の水を戦士にしますかー!!そんなことができるんだったら、ナルニアは無敵でテルマールになんかやられなかったのではないのですかっ(ここまで)!?
なんて言っちゃぁおしまいか(汗)。ここは、ルーシーの信じる心が偉大だということにしておきませう。
・新キャラの勇敢なネズミの騎士、
リーピチープが可愛い。本人は、「可愛い」と言われるのはキライみたいだけど・・・
・個人的には
カスピアン王子より断然
エドマンドのほうが好み
カスピアン王子はちょっと濃すぎる・・・
評価は、
★★★☆ (3.5 / 満点は5つ)