
公開初日の今日、六本木ヒルズの7番スクリーン(大画面8.4m×20.2m)で、
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年/米国 原題:Harry Potter and the Half-Blood Prince)を観た。
以下、感想を箇条書きに。
・うーむ、とても
「子ども向き」な作品になっていたと思う。恋模様がけっこうなボリュームで描かれてはいるけど微笑ましいものだし、戦いのシーンがほとんど無かった・・・原作に忠実にするとダークになりすぎるからこういうテイストにしたのかな?でも、
ダンブルドア軍団と死喰い人の戦いがないなんて、原作を読んだ者としては淋しすぎる!
・原作云々を置いておくと、これはこれで普通に楽しめる作品なのではないかとは思う。でも、『謎のプリンス』っていうタイトルと内容が合ってないよね。
・戦いのシーンが少なかったこともあり、大画面で観る必要性をあまり感じなかったのも残念(せっかく7番だったのに)。←前に7番で観たのが
『トランスフォーマー/リベンジ』だったからそれと比べてるからこう思っただけなのかも???
・クィディッチでの
ロン(ルパート・グリント)の大活躍が省かれなかったのは嬉しかった(3作目だっけ?カットされてたはず)。
ロンと
ハーマイオニー(エマ・ワトソン)は子ども時代からそのまんま大きくなったって感じだけど、
ハリー(ダニエル・ラドクリフ)と
ドラコ(トム・フェルトン)は老けたなぁ・・・と思わざるをえない。貫禄があるとも言えるけど。
・
ベラトリックス(ヘレナ・ボナム=カーター)は存在感がある!今のところ、彼女は無敵な気がする。そして、
スネイプを演じたアラン・リックマンは、結末を知ったうえで演技をしていたんだろうなぁと感じた。
評価は、
★★★☆ (3.5。満点は5つ)
最終作の
『ハリー・ポッターと死の秘宝』の映画は、2部作になるとのこと。原作のボリュームを考えれば妥当だとは思うけど、前編と後編の公開が半年以上はなれているとは・・・でも楽しみです!