『インクハート/魔法の声』(2009年/米国 原題:Inkheart)を見た。
モー(ブレンダン・フレイザー)は、物語を朗読すると物語の登場人物を現実の世界に呼び寄せてしまうという特殊な能力(“魔法の舌”)の持ち主。
9年前に本の世界に閉じ込めてられてしまった妻
レサ(シエンナ・ギロリー)を呼び戻すため、『インクハート(闇の心)』という本を探しながら娘
メギー(エリザ・ベネット)と旅をしながら暮らしていた。ようやく古書店で『インクハート』を見つけたとき、
モーの前に、過去に『インクハート』の世界から呼び寄せた
ホコリ指(ポール・ベタニー)が現れる。
また同じく『インクハート』の世界から出てきた悪党
カプリコーン(アンディ・サーキス)は、“魔法の舌”を使って『インクハート』から強大な力を持つ“影”を呼び現実世界を支配しようと、
モー、
メギー、
メギーの大叔母
エレノア(ヘレン・ミレン)を捕らえて・・・
以下、感想を箇条書きに。
・ファンタジーは嫌いじゃない(むしろ好き)し、設定は悪くないと思ったけど、勢いで話を進めて最後にえいやっ!でまとめたのか、ストーリーが雑だと感じた。特に、
(ネタばれ反転)メジャーが自分で作った物語を読んで例の力を発揮できるなら、原作者なんか連れてこなくても、もっといい解決ができただろうに・・・(ここまで)と思わざるを得なかった。原作もこうなの???
・ブレンダン・フレイザーは『ハムナプトラ』のイメージが強い。同じような役ばかりやっているような気がする。
・
ほこり指と『アリババと40人の盗賊』から出てきた男の子のキャラクターはいい味が出ていただけにもったいない。
評価は、
★★☆ (2.5 / 満点は5つ)