2011/09/17(土)21:30
最近発売されたYMOのカヴァーアルバムを聴いた話
1983年の「散開」以後、私が知る限り・・・
YMOについては、本当にさまざまなカヴァー、コピー、トリビュート、リミックス、そんなアルバムが発表され・・・
いや、今も発売され続けています。
そんな私が最近買ったカヴァーアルバムが、↓ これです。
このカヴァーアルバムのポイントは、「ウクレレ」です。8組ほどのウクレレ奏者、ウクレレ演奏ユニットによって演奏されたYMOおよびその周辺楽曲13曲が収録されています。
・・・詳しくご紹介してみますと、↓ こんな感じです(CDのクレジットをそのままご紹介しています)。
1.中国女(ウクレレカフェカルテット)
2.テクノポリス(栗コーダーカルテット)
3.ライディーン(ウクレレカフェカルテット)
4.メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス(はじめにきよし)
5.風の谷のナウシカ(田岡美樹+ウクレレピクニック)
6.君に胸キュン(バンバンバザール)
7.東風(栗コーダーカルテット)
8.ビハインド・ザ・マスク(はじめにきよし)
9.ユニークマンショー -アロハ楽器店-(ウクレレえいじ)
10.い・け・な・いルージュマジック(U900)
11.ハイスクールララバイ(バンバンバザール)
12.ユニークマンショー -おとなのみんなのうた-(ウクレレえいじ)
13.ファイヤークラッカー(中村たかし)
今回のCDに参加されたアーティストの中で、最も有名な方々と言えば・・・
「栗コーダーカルテット」さん、でしょう。
あの、「スターウォーズ」の「ダーズベイダーマーチ」を、リコーダーとウクレレ演奏用にアレンジし、全く別の“素朴な”楽曲にしてしまったその手腕は、ご存知の方も多いと思います。
その、栗コーダーカルテットさんたちの手によって、YMO初期の名曲、「テクノポリス」と「東風」がカヴァーされた事は、YMOファンの私にとって幸運としか言い様がありません。
テクノポリスの中で、“口琴”を使用されたと思われる「T、E、C、H、N、O、P、O、L、I、S、TOKIO!」というヴォイスは、お見事、と言って過言ではないと、私は思います。
こういった形で、YMOの楽曲がジャンルを問わず様々なアーティストたちの手によってカヴァーされていますが・・・
それは、とりもなおさず、YMOの楽曲の完成度の高さを表している様な気がして、私はひとりで勝手に喜んでおります。
今後も、さまざまな音楽ジャンルによる「YMOカヴァー」、聴いていきたい、そう思っています。