生まれて初めて“歌舞伎”を観にいった話(その1)
お正月ですから、ちょっと和風のお話を・・・昨年12月の話で恐縮ですが、私こと、“十二月大歌舞伎(平成十九年十二月二日初日、二十六日千穐楽)”を観に、東京・中央区銀座の“歌舞伎座”へ行ってきました。ずっと前から私は、『一度、歌舞伎を観てみたいなぁ』という思いを抱いていました。でも、『歌舞伎って、難しいんだろうなぁ・・・』そんな気持ちから、なかなか歌舞伎に近づけませんでした。ところが、歌舞伎を観に行くきっかけが、昨年の10月に突然訪れました。都内“某所”でどういう訳か、中村勘三郎さんのご一行に遭遇し、その時に“十二月大歌舞伎”のチラシをもらい・・・『これは、“観に行け!”という、何かの導きかなぁ』と、単純な私は思ってしまいました。そんな訳で、私は歌舞伎を観に行く事にしたんですが、観る直前までの“準備”が色々とあって、勉強になりました。まず、チケットの入手方法ですが・・・歌舞伎の公演チケットは、いわゆる、チケット取り扱い大手の「チケット○あ」や「○ープラス」でも販売しているのですが、ナゼか買えない「公演日」や「席種」があるんです。なので、歌舞伎座のHPへ行ってみました。PCから買うのなら、その歌舞伎座HP内の「チケットWeb松竹」というサイトで買った方が、選択肢が広い様ですね。私は早速ユーザー登録して、そこで買う事にしました。で、公演情報を調べてみると・・・歌舞伎の公演には、「昼の部(午前11時開演)」と「夜の部(午後4時30分開演)」がある事、「席種」によって、その料金には非常に幅がある事(私が行った平成十九年の「十二月大歌舞伎」では、1階桟敷席:17,000円、3階B席:2,500円)など、その時に初めて知りました。私は今回が“歌舞伎座デビュー”という事で、できるだけ周りのお客さんに迷惑をかけない様に、一番安い3階B席のチケット(昼の部)を買いました。そして、当日・・・ (明日の“その2”に続きます)・勘九郎箱 DVD-BOX