ちょっと一息・・・
先週で、最初の5週間が終わりました。今行っている学校では、5週間が1つのまとまりになってるようです。そんな訳で、今週は1週間休みのようです。今週は、たまってるメールに返信を書かないといけません。文章を書くという事が苦手なのか、なかなか手がつかないのです。ともかく、メールの返信です。待ちくたびれている方々、もうしばらくお待ちください(汗そんなメールの中で、自分の将来について考えさせられる一文が。「将来はピアニストとか目指してるの~?」まだ20年も生きていませんが、なんだか不思議な感じを覚えます。答えは「Yes」なのでしょうが、「将来、ピアニスト」これらの言葉になんだか考えさせられるのです。私が小学生だった頃、2年生だったでしょうか。そのときの1年生の入学式で、合唱の伴奏をしたと記憶しています。それから、合唱の伴奏をするのが私の仕事(?)になっていったような。合唱コンクールや、卒業式等、合唱がある度に伴奏をしていたと思います。そんな事もあって、その頃(小学生だった頃)、友達からは、「将来はやっぱピアニストだよね~」等とよく言われ、自分でもそう思っていたのかもしれません。しかし、実際にピアノを「習っていた」のは、小学1年~5年の5年間。そんなに長い期間ではありません。6年生の時は、バスケに夢中でした。しかし、ピアノも1人で弾き続けていましたし、合唱の伴奏も結局、高校1年の時までやっていました。中学、高校と進学していくにつれて、勉強の量が増えて、ピアノを弾く時間は減っていきました。高校は進学校でしたから、勉強の量はすごかったですし、ピアノを弾く時間はほとんどありませんでした。皆、将来について考えていましたが、「とりあえず大学」なんて人もちょろちょろいました。私もいろいろな方向性を考えていましたが、「とりあえず大学」なんて選択はできませんでした。そんな時に、ニュージーランドに比較的長期間(3ヶ月)滞在する機会ができました。ホームステイだったのですが、そこの家にピアノがあったのがとてもよかったと思っています。その頃は、英語も少ししか分からなかったので、1人でできる事と言ったら、ピアノ、折り紙、サイクリング・・・こんなことを毎日やってました。ただ、その家にはよくお客さんが来ていました。そんな時は、「ちょっとピアノを弾いてくれない? あの曲がいいな。」とか言われて、ピアノを弾いていました。やっぱり、音楽は人に聞いてもらうのが一番ですね。演奏が終わると、「きれいな曲だね。」「よかったよ。」等と言って拍手してくれます。その時の表情を見ると、こちらもいい気分になるものです。ニュージーランドにいるときは、ピアノも好きなだけ弾けましたし、上に書いたように、お客さんに聞いてもらうことも度々ありました。その経験が、今の「もっと音楽を勉強したい」という気持ちにつながっているのではないか。最近、そんな風に考えています。それにしても、私は本当に運がいいと思います。小さい頃にピアノに出会えた事。よく合唱の伴奏をさせてもらえた事。ニュージーランドに行けた事。ずいぶん前の日記で書きましたが、吹奏楽団の演奏会に参加できた事。そして、今、オーストラリアで英語の勉強ができる事。この他にも、探したら沢山見つかると思います。ですが、それも全て周りの人のお陰です。家にピアノがあったのは、母がピアノを持っていたからですし、私に最初にピアノを教えてくれたのも母でした。学校の音楽の先生が良くしてくれたお陰で、伴奏をする事ができました。ニュージーランド行きも、母の知り合いの手助けがあったから実現しました。父のお陰で、吹奏楽団の演奏会に参加できました。「自分の息子を、エキストラとして演奏会に参加させる」なんて、そう簡単にできる事ではないでしょう。本当にありがたいです。そして、今オーストラリアにいられるのも、両親の支援や、佐賀でお世話をしてくれたエージェントの方々のお陰です。こうやって書いていると、自分がいかに沢山の人達に支えられて生きているのか、とてもよく分かります。これからも、皆に感謝しながら生きていきたいです。