2006/04/11(火)00:36
本番
今日は、前回の日記で書いた演奏会の本番。
中々ハードでしたよ。。。
どうだったかと言うと、学校に着いた時から話を始めないといけませんね。
朝学校について、早速トラブル。
使う予定だったキーボードが出せない事態になったそうで、
さあどうしましょ。
「もしかしたら演奏できないかも・・・」
とか友達と話してると、
先生が別のキーボードを持ってきました。
それを見て愕然・・・
49鍵盤とか。。。
先生ですら、”おもちゃ”と呼ぶような物ですよ。
「これしか無い」とか言うものの、こりゃないでしょ。。。
せっかく苦労して曲を選んで、
64鍵盤のキーボード用にちょっとアレンジもして、
練習してきたというのに・・・
まあ、どうしようも無いので、
そのキーボードで練習してみる。。。
でもね、やっぱ無理ですよ。
いくらなんでも限界超えてますって。
「今回は諦めるかなー」と思ってると、
またさっきの先生が。
「別のやつでできるかも。」だと。
その別の物とは、スタジオにある、電子ピアノ。
88鍵盤あるし、ダンパーペダルも一応ついてる。
さっきのおもちゃに比べたら、っていうか、比べものになりません。
「これならいける!」とテンションがグググっと上がり、
早速練習。
と・・・
楽器にも慣れ、調子があがってきた所で、また先生登場。。。
「悪いけど、その電子ピアノは会場まで運べないから無理。」って・・・
あのね、先生。
本番1時間半前、練習時間なんてもう30分も無いのに、それは無いでしょ。全く・・・
最高に落ち込んでる所に、別の先生登場。
「アレが使えるようになった。」
アレって?
最初に”使えない”となっていた64鍵盤のキ-ボード。ココで登場です
一体何が起こったのかは分かりませんが、
とりあえず、OK???
時間ギリギリで10分くらい練習する時間があったので、
急いで調整。
全く・・・本番直前でこんな事が起こるとは。。。
まさか本番前に練習で3種類のキーボードを弾くとは、想定外でしたね。
本番では、2曲演奏しました。
1曲は、Billy Joelの"HONESTY"。
友達が歌い、僕は伴奏を担当しました。
もう1曲は、Piano Collection FINAL FANTASY 4から、"Chocobo - chocobo"。
久石譲の"Summer"も昨日の時点でまだ候補に残っていましたが、
”キーボードの音色でもノリで演奏できる”点と
”レガートがほとんど無い”点から、Chocobo - chocoboに決めました。
Summerは中盤をキーボードで演奏するのが難しく、
適当なアレンジも思い浮かばなかったので、
候補から外れました。
ピアノで弾いたらいい曲なんですがね。
HONESTYは、割といい感じにまとまりました。
友達は「緊張した」言ったものの、声の調子は良かったし、
僕の伴奏も満足いくものでした。
Chocobo - chocoboは、ちょっと緊張してしまった為か、
最初から突っ走ってしまいました。
テンポは四分音符=145くらいなんですが、
多分160くらいになってたと思います。
自分でもコントロールがきかない状態だったので、
少々のミスは気にせず、そのまま突っ走りました。
途中のクラスターの部分で拍手がもらえるとは思っていませんでしたが、
それで気分もノって、いい感じで弾ききりました。
お客さんも楽しんでくれたみたいで、
キーボードの演奏としては、十分満足できるものだったと思います。
本当にハードだったけど、楽しい。
そんな感じの演奏会でした。