朝のラジオ体操、地域の配り物の作成、
地蔵盆の打ち合わせなど、
仕事以外の負担はボランティアなだけに、結構ストレスとなる。
仕事はやらなければお金にならない、自分に不利になるということで、
逆に開き直ってその不利益を受ければ誰に何を言われることもない、ということだが、
ボランティアだけに、やらないときの他の方への負担や、子供の影響など、
お金に換算できないものは、いろいろなものがつかめないだけに、
逆にストレスの度合いがきつい。
仕事は休むわけにはいかないが、かといって、帰ってからの子供たちの世話、
時間中にできなかった、持ち帰った残業の仕事、
保育園や学校関連の準備、日常家事で結構いっぱいいっぱいなのに、
地域の仕事は本当をいうと自分のことだけで精一杯なので、
「できない」と言いたい。
しかし、子供を持つ上では、子供関連のボランティア、当番などは
仕事を理由に避けることはできない。
子供をもつということはすばらしいことではあるが、
外へでたら肩身のせまい思いをし、
時間をとられ、へとへとになって、職場、家庭、地域と三役を
こなさなければならない中で、すべての仕事がが中途半端になり、
それぞれで、肩身の狭い思いをし、
息をつく暇がない。
時間だけでなく、経済的な負担も大きく、
「必要なもの」を買うのが精一杯で、
自分が欲しいものを買うのはもっての外で、
子どもが「欲しいもの」を買うのも我慢させることも多い。
子育てを一概に愛情抜きで「仕事」と考えるのも議論があると思う。
しかし、人間を育てるというのは「すばらしい仕事」であるとすれば、
この仕事がいろいろな意味で楽しくやりがいのあるものであれば
「少子化」などという問題もなく、
男性も女性もこの職場に競って流れ込んでくるであろう。
「子育て」が楽しく、魅力的な職場にできれば、
「少子化」なんて問題はなくなるのに、と心から思うのである。
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