私の住む町内では、町内で子供のための御神輿がある。
昔は、それはそれは子供が多く、大盛況だったらしい。
今回のこどもの日にも、お祭りで御神輿を出すので、
組長は、それの準備に午後5時半集合。
こんな作業に子供連れだとあれを触るな、これを触るな、
こっちは危ないと仕事にならないだろうなとうんざりしていたら、
たまたま子供の友達のお母さんが家に遊びにおいでと言ってくれたので、
ややこしい子供達を預かってもらえたのでほっとする。
町内会館の2階の倉庫から、御神輿を男性達が担いで降りてくる。
そして、御神輿に、担ぎ棒を設置したり、
飾り付けをしたりするのだが、
毎年当番である組長違うので、
たとえ2回目でも、何年か前にやったものだから、みんなすっかり忘れている。
写真を手がかりに、鈴の付け方や、縄の縛り方、紐のかけ方など、
見よう見まねであーだこーだと言いながら、わいわいとやっている。
お米や塩をもりつけたり、お酒や果物のお供えを盛りつけたり、
神社系はお正月しか縁がなく、完全にお客さん状態だが、
このような、神々のための様々な意味があろうしきたりを
自分たちの手で準備していると、八百万の神を信じていた、
太古の昔の先祖に少し触れることが出来るような気がする。
結構面倒くさくはあるが、イベントの作業を一緒にやるということは、
普段人間のつながりの薄くなった昨今、
こういうイベントも大切なのかもしれない。
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最終更新日
2007.05.07 09:15:40
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