小学6年の息子のクラスでも、中学受験組の受験の結果が続々と出だして、
中学受験の話題で持ちきりのようだ。
そこで、突然、息子が、どうしても受験したいといいだした。
え?この時期、受けるとこなんかあるの??
と聞くと、
その辺は情報通のしっかりした子がいるので、
○○中学はまだ間に合うらしい、という。
「へえ。で、いつまでに申しこまなあかんの?」
と聞くと、
「明日の午前中。」
「試験いつ?」
「あさって。」
えらくまた、本当に急な話。
「でもさあ、塾も行ってないし、受かるのは難しいと思うよ。
しかも、受かっても、お母さんの経済力では、私立の中学の授業料は
負担できない。」
「それでも受けたい。受けるだけ受けさせて~!!。」
はじめは相手にしていなかったけど、
あまり言い続けるので
じゃあ、受ける?と受けることにした。
まず、銀行に受験料の振込み。
受付の女性に、
「お母さんも緊張しますね。」
と声をかけられる。
「あ、でも、急に昨日決めたので・・・適当なんです。」と私。
受験中学に行くと、
申込みぎりぎりに必死になっている母親の姿。
長々と話している様子が伺える。
「すみません、合否通知は、日曜日には必ず来るんですね?」
「えっとそれから・・・」
と、次の順番の私が書類を出してからも、横から、
質問を投げかけている。
一方、私の方はといえば、受付の年配の男性に、
「すみません、不合格でも通知はくるんですか?」
「・・・あ、いや行きますが、まあ、合格することを祈って。
で、どこか塾とか行かれてるんですか?」
「行ってないので無理だと思うんですよ。」
と、言うと、
受付の男性は、余裕綽々の私に、苦笑いをしていた。
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最終更新日
2009.01.23 13:39:56
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