|
カテゴリ:PTA
年度末で、なかなか早い時間に帰れず、仕事から帰宅して、食事の用意をし、食事をしていると、
夜9時ごろに、訪問者。 出てみると、町内の子供のお母さん。 「中学校の地域委員をやってもらえませんか。」 PTAに関しては、何度か委員をして、大変な思いを重ねてきた。 改善をもとめても、同じ大変な思いのしているはずのお母さん方も、 子供が平均2人であるため、1度めは、わけもわからず、やりとおし、 2度目は、不満を持ちながらも、波風をたてないために、 これで最後だから、と我慢してやり通す、という図式が蔓延している。 しかし、子供が4人だからと4回役をやらなければいけないと 言われ、これが中学と合わせれば8回、8年、毎年毎年の委員となる。 ひとり親なので、食事の用意・洗濯等の家事もひとりでこなさないといけない中、 仕事をしているから平日昼間が無理と、 小さくなりながら、夜や日曜祝日によびだされるストレスも大変なものだ。 子供のための活動とはいえ、実際に活動するのは大人であるなら、 人手という数の数え方をするのなら、 こどもの数で役をきめるのではなく、こどものいる世帯の大人の数で、決めるべきではないか。 一人で、4人分の役をするのは、かなりきつい。 3人目の役で限界が来て、 3人目の役をこなした後、小学校のPTAを退会した。 PTAは、波風をたてないため、前年度の仕事をそのまま 踏襲している。 仕事をもっていようが、親が介護であろうが、子供が多かろうと、 そんな事情をいちいち聞いていては話にならないという理由で、問答無用である。 PTA活動を必要なものとそうでないものに、きっちりわけて、どうしてもやらなければならないものとそうでないものとに分けて、活動しましょうと提案しても、 地域のご意見番や、 「自分たちはやったのにずるい。」というような、なんともいえない感情論が うずまき、旧体制は変わりそうもない。 そんなPTAに失望して、昨年度小学校に大会届けをだしたのであるが、 中学校のPTAも同じことである。 う~む、小学校のPTAは昨年度、退会届を提出して、脱会したが、 中学校は、退会届は出していない。 しかし、静かな意思表示として、 選挙の用紙は、白紙で出している。 最初は中学校のクラスで配布される投票用紙を入れる封筒を出さないでおくと、 子供が、提出書類をもってこないと叱られる、ということなので、 白紙で提出することにしたのだ。 しかし、きっとこんな静かな抵抗など誰も気がつかないし、 気がつきたくもないであろう。 「仕事をしているので、ちょっと無理です。」 とお断りすると、 「あまり、仕事がないし、できると思いますよ。」 とのこと。 「フルタイムの仕事なんで、たまにでも、呼び出されるときついんです。」 とお断りする。 「どうしても無理ですか。」 と彼女は食い下がる。 この地域委員は、鬼ごっこである。 次の鬼を見つけるまでは、 延々とさまよい続けなければいけない。 いったん、引きうけると、来年度、この時期、 仕事から帰宅してから、日曜日、鬼探しに延々と 歩き回らなければならないことが分かっている。 以前に引きうけた時も、そのような状態だったが、 昼間自宅にいないし、日曜参観以外、学校の行事に参加することもないから、 母親の人脈というものがなく、 実は次に頼める人もあまり知らない。 そして、次の人を探すのも、 本人の人脈にかかっていて、誰も助けてくれるわけではないのである。 彼女には気の毒であるが、いったん引き受けると もう誰も助けてくれる人はいない。 心を鬼にして、お断りする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.03.09 12:41:39
コメント(0) | コメントを書く
[PTA] カテゴリの最新記事
|
|