ガン×ソード レビュー集1 18~22話GyaOで視聴した「ガン×ソード」レビューに投稿した感想文集です。微妙にカギ爪寄りだけど、ヴァン、レイにも燃え。 後、ファサリナさんエロ可愛い。 ガン×ソード 第18話「祈るはサウダーデ」 カギ爪の底知れぬ狂気性が露となった今回。 「またやっちゃった・・」と言ってるあたり、こんな風にして何人も殺してきたんだろう。 それで、死んでも自分の中で生きている、彼らの死が夢の実現に繋がる、と本気で思っている辺りタチが悪い。 でもまぁ、信者はそういう所から、 ヒトを超越した聖人のごときカリスマ性を感じちゃったりするんだろうな。 ラスボスとしては、自身に力は無いけれど、異様なカリスマ性と神に護られているような強運を併せ持つ「最強の敵」かも。 メリッサを気遣ったり、ムッターカさんの真意を見抜いたりと、 ミハエルが純粋でいい奴に描かれていたわけですが、 そういう人間ほどカギ爪に傾倒しやすい事も表されていると思ったり・・・ 後、各方面でも言われてますがミハエル=キラ、サウダーデ=フリーダムなのは確信犯だよね絶対(ぉ ガン×ソード 第20話「ワンダフル・ユニバース」 祝・ミハエル兄さん童貞卒業! 折角同志が演説してるのにお前ら何しっぽり決めてんだって感じすが(ぉ ま、それは置いといて(ぉ)ついにカギ爪一派の最終目的が明らかに。 カギ爪の意思が全人類と融合し、争いを起こそうとする心にブレーキをかける。 実際に支配を押し付けるわけではなく、無意識レベルで平和をもたらす・・・ 同志側から見ればこの上ないほど理想的な平和実現に思えるけど、 やはり心の底で『支配』される事を不快に感じ、反発する者もいるわけで・・・ 客観的に見れば、この作品の敵味方は善悪ではなく、価値観において対立している。 主人公達は身勝手だとか気持ち悪いといった理由で反発しており、それは旧来の人間の感情に乗っ取った価値観。 対するカギ爪側は、個人の感情よりも全体の平和を重視すべきという新しい価値観に立っている。そういう『新しい価値観』が、荒廃した世界を嘆く人々の心に響き、カギ爪の求心力に繋がっているのでは。 両者の価値観には決定的な違いがあり、受け入れられない以上、対立するしかない。決して単純な善悪二極ではない。 ただ、思想的な対立を全面に出すと、作品が重苦しいものになりかねないんですが、 そこは、主人公・ヴァンの存在に救われています。 ヴァンにとってはカギ爪が何をしようが関係ない。復讐を遂げる事が全てで、正義も平和も興味ない。馬鹿も度を越えると感情移入してしまう・・・というのは言いすぎか?(ぉ 思想も何もなく、復讐一本に拘り続けるヴァンが主人公である事で、 この作品から小難しいテーマを排除して物語を痛快なものにしており、 善悪が微妙なカギ爪一派のような集団も、明確な『敵』と見なす事ができる。 この辺の設定は、とてもうまいと思います。 ED、ファサリナさんは着物も似合うなー(え ガン×ソード 第21話「空に願いを 地には平和を」 ファサリナさんの台詞がエロすぎる。 普通にバトってるのに、ファサリナさんがいちいちエロ発言を繰り返すから何だかいやらしい事をしているように見えてしまう(ぉ まともな感想を言えば(?)ダリアはこれまでのオリジナル7ヨロイよりも攻撃のバリエーションが豊富で面白い。 で、ファサリナさんの誘惑(?)を受けても 「悪いな、俺童貞なんだ。お前に俺の純潔は渡せねぇな!」 と漢らしく返すヴァン。かつてこれほどまで、カッコいい童貞の台詞があっただろうか。 ガン×ソード 第22話「誰がために」 ウェンディ、初のデートがカギ爪とかよ! 衛星を喪ったヴァンを、皆の力で宇宙に上げる回。 皆宇宙を知らなかったのか・・・今回最大の功労者はジョシュアで決まりですね。 プリシラに告白されるも、例によって言葉を濁すヴァン。 童貞が何かなんて・・・言えるわけないじゃない。 ここに来てようやくレイが合流。 ヴァンとレイ、互いに満身創痍の男達の最後の語らい。これがまた渋い。 復讐に人生を賭した者同士、あくまで標的は譲れないと対決するも、決着はつけず。 最後に互いのヨロイと女を褒める辺りが最高にカコいいですね。 ヴァンを宇宙に上げられたのは、偶然で集まりながらも、長く旅をしてきた仲間達の絆の成果。 改めてメンバーの団結を強めたところで、最後の決戦も近くなってきました。 |