大人な時間 2幕目

2018/05/19(土)08:53

花のお江戸で粗茶一服 松村栄子

読書メモ(872)

「茶の湯だけでも奥深いのに、  弓と剣まで納めなくてはいけないとは。  友衛家に生まれなくてよかったとしみじみ思いました。  しかし他人事にも思えない本書です。(笑)」  --武者小路千家若宗匠 千宗屋氏  「“粗茶”シリーズの世界に遊ぶことは、  小説を読む悦楽に浸ること。  夏、涼しく、冬、暖か。  いつまでもいつまでも読みつづけていたい。」  --作家 大島真寿美氏   異色の青春お仕事小説の傑作! 弓、剣、茶の「三道」を伝える〈坂東巴流〉の嫡男・友衛遊馬、二十歳。 家出先の京都から帰還するも、 家元でさえ副業しなければ家族を養えない貧乏流派ゆえ、 働き口を探してこいと言われてしまう。 建造が始まったスカイツリーの警備員に収まるが、 周囲からは「あそこの跡継ぎはダメだ」と後ろ指を指され、 ガールフレンドとの仲も“行き止まり”。 冴えない日々の中、曲者ぞろいの茶人武人にやりこめられながら、 遊馬は自分の進むべき道をぐるぐると探しつづける。 明日が見えないあなたに贈る笑えて泣けて元気になれる物語。 ​ 花のお江戸で粗茶一服 (一般書) [ 松村 栄子 ]​

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