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カテゴリ:読書メモ
カンヴァスの恋人たち [ 一色 さゆり ] 内容紹介(出版社より) 私は、幸せになるために芸術をやるんです。 碧波市の美術館に勤める学芸員の貴山史絵は、80歳の女性画家、ヨシダカヲルの展覧会を担当することになる。ヨシダは美術業界から一線を退いたあと、山奥のアトリエでひとり絵を書き続けていた。担当になった史絵は、東京で働く恋人との将来や、職場での人間関係、学芸員としてのキャリアに悩んでいた。今ではほとんど無名と言っても良いヨシダの展覧会開催に疑問を抱く史絵だったが、ヨシダとの交流を重ねるうちに、その不思議な魅力と、ひとり筆をにぎりつづける生き方に魅了され、自身も次第に変わり始める。 展覧会の準備に奮闘する一方で、史絵はヨシダの過去が気掛かりだった。一時は戦後の女性画家として名を上げていたにもかかわらず、なぜ表舞台から消えてしまったのか。ふたたび絵を描き始めるまでの空白の10年間に何があったのか。ふたりが心を通わせたとき、ヨシダが語るのは、秘められた愛についてだったーー。 【編集担当からのおすすめ情報】 2015年、第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビューした著者が学芸員を主人公に、現代を生きる女性たちのリアルな悩みを描いた渾身の一冊です。 学芸員のお仕事や、展覧会が開催されるまでの美術館の様子にも注目です! 内容紹介(「BOOK」データベースより) 地方の美術館に勤務する若き学芸員は80歳の画家、ヨシダカヲルの個展を担当する。困難な時代を生き抜いてきた彼女の、悲しくも美しい、秘められた愛とはー。 著者情報(「BOOK」データベースより) 一色さゆり(イッシキサユリ) 1988年、京都府生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、香港中文大学大学院修了。2015年に第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌年受賞作『神の値段』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.08 00:00:16
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