野火、奔る
野火、奔る [ あさのあつこ ]内容紹介(出版社より)小間物問屋『遠野屋』の主、清之介は、嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。その紅餅を積んだ船が突然消えた。さらに奉公人のおちやにも騒動が起きる。事件が続くことに北定町廻り同心、木暮信次郎と岡っ引、伊佐治は不審に思う。次々と『遠野屋』に降りかかる不穏な動き、清之介に纏わりつく、血の臭い、底なしの闇。ニヒルな同心信次郎、元刺客の商人清之介。尋常ならざる男と男がうねり合う「弥勒シリーズ」第12弾!内容紹介(「BOOK」データベースより)ひりつく男と男。ニヒルな同心・木暮信次郎×元刺客の商人・遠野屋清之介。尋常ならざる者たちの本性に迫る。『遠野屋』を次々と襲う不穏な動き、血の臭い、底なしの闇。炙り出される真実とは?著者情報(「BOOK」データベースより)あさのあつこ(アサノアツコ)1954年岡山県生まれ。小学校の臨時教員を経て作家デビュー。「バッテリー」シリーズで野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。児童文学、青春小説、SF、ミステリー、時代物と、幅広いジャンルで活躍。初の時代小説『弥勒の月』は魅力的なキャラクターが称賛され、「弥勒」シリーズは累計110万部を突破した。本作が第十二作目となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)