カテゴリ:育児
娘は毎週火曜日、体操教室に通っている。
何度も書いているが、ここは育児サークルに毛の生えた程度の集まりで、月々の月謝?も、何とたったの600円。 というのも、ある非営利団体(宗教ではない)の育児支援活動の一環として営まれているボランティアの教室だからで、600円は、会場である会館の使用料・工作材料費(クリスマスの飾り・節分の鬼の面など)・茶話会の飲食代等、完全な実費である。 普段、体操は、その団体の世話人である年輩女性が指導してくれる。 しかし、一応‘体操教室’である以上、2,3ヶ月に一度、本部から先生がやって来る。 この先生、団体の中でもかなりの‘切れ者’らしく、普段の和やかな雰囲気が、この日ばかりは一変し…ものすごく、団体色が濃くなる。 現代社会における育児の問題点。 子供の医療費の問題。 子供の食べ物に含まれる農薬の問題。 etc… とても熱いです。 でも、先生の意見をどっか~んと押しつけられる感じで、その場にいるのが、とてもシンドイ。。 こういう社会活動に積極的で、主義主張がハッキリしている方は、こういうものなのかも知れないけれど…私はこういうのが、いたたまれない。 私はどちらかというと、何事にも色んな見方があってよい、と考えたいタイプ。 なので、この先生のように、「これは、こうでなければ!」(他は「間違っている」)的な発言を聞くと、たとえその先生の意見に部分的には賛成でも、やっぱり疑問を感じてしまう。 。。。。。先生が来られる日は憂鬱だ。 この先生が、この教室の母体団体の本部役員をするほどなんだから、結局、私はこの体操教室の理念?に反対している事にもなり。 こんなふうに反発を抱くのなら、辞めた方がいいのだろう…とも思う。 でも、ほとんどの日は先生も来ないし、教室は楽しい。 世話人の年輩女性もとても素晴らしい。 …辞めてしまうの、勿体ない。。 したがって、ズルイやり方だが、ここのところ、「先生の日は休む」ということを続けて来た私。 他の人は、先生をどう思っておられるのか知らないが、とにかく億劫で(-_-)。。 しかし、先週の火曜日。 先生が、絵本の読み聞かせの専門家を伴って、来てくださる -と、世話人の方がおっしゃったので、ものすごく久しぶりに、先生の体操教室に参加することに。 結果、また嫌な想いになりました。 今回は、いつもの先生よりも、その絵本の先生。 毎回、先生は、「皆さんのご意見を聞きたい」と言い、一人ずつ順に発言させる。 (涙…私はこういうのも滅茶苦茶苦手)。 それが、今回は絵本の先生がおられるということで、 「絵本に関することで、お一人ずつ、ご質問なりご意見なりどうぞ」 ということに。 その時の座り方の関係上、私の発言順位は最後。 他の人の質問やらを聞いていると、ただでさえ言う事が無いのに、先に言われてしまって、ますます発言が限られてくる。 はあ~。。何も無い!何も無い!!何も無いよう!!!(>_<) が、順番は来る。 「特にありません」などという、中学校の学級会のような発言をするママは誰も無い。 皆、常々この問題について深く考えて来た方達ばかりのように???熱い遣り取りが繰り広げられる。。 しかし、余裕が無い割に、先生や絵本の先生の解答には、相変わらず「??????」と、疑問を感じる私。 ☆ ☆ ☆ 以前、「目下の育児の悩みは?」という議題の時。 その時も、特に言う事が思い浮かばなかった私は、 「トイレ・トレーニングが進まない」と発言。 それに対する先生の答えは… 「良質の紙オムツが出来て、布オムツを洗濯する手間が無くなった。そういう文明の発達の恩恵に浴しているツケ。いつかは必ず外れますよ(^_^)」。 … そんな理屈、どうでもいい(-_-) 「目下の悩み」を解決するような具体的なアドバイスとかは無いのか…? その日の帰りがけ、いつもの世話人の方が声をかけて下さって、 「トイレを嫌がるなら、オマルがいいわよ!居間に置いて、お洋服のままでもいいから、遊びの一つとして座らせるところから始めるの。トイレ・トレも遊びの延長に組み込まれて行くわよ!」 おお!!! これよ、これ!!! 今現在悩んでいる人には、こういうアドバイスこそ何よりありがたいのだ。 理屈でお腹が膨れるものか!!!←? とにかく先生はいつもこんな感じなので、一人ずつ発言を求められ、頑張って意見や質問を言ったとしても、私にとって満足のいく話には発展しないのだ。 ☆ ☆ ☆ しかし、順番は来る。 テーマは絵本。 他の人が、「どれくらいの数の本を読ませればいいのか」と聞いたとき、絵本の先生は、 「多ければ多いほど、望ましい」 と言っていた。 (本当に?量ばかり多くてもね…という疑問あり) その絵本の先生は、「図書館をうまく利用すべし」と。 ともかく、そこで私。 「図書館に身近に行ける環境に無いので、買って読んでいます。一週間に2,3冊ペースですが、量的にどんなものでしょうか…」 と、言っておいた。 意見としても質問としてもあやふやだが、要は先生が話すキッカケにさえなればオッケーなのだ。 が、この「一週間に2,3冊」は、まずかったらしい。 いつもの先生「そんな話、聞いた事無い!!!」 絵本の先生「そんなに買い与えてるんですか?!子供に少しは我慢させることを覚えさせないとね…」 娘を‘我が儘娘’のように言われたので、私は慌てて、 「いえ、娘は『買って』とは言いません。ただ、一人目の子供で、家に絵本も少ないので、少しずつ揃えているところです。」 しかし、絵本の先生、聞いちゃあいない。 「経済的に許すのならいいですけど…。何でもすぐに買ってあげるというのは、子供のためにもねえ…ごちゃごちゃごちゃ(約3分)」 内心(`m´#)ムカッ しかし、もう何も言わなかった(言えなかった)私。 でも、納得いかない。。 お金の使い方なんて、家庭それぞれだと思うし。 我が家では、本を買う事は一つの育児方針だ。 ダンナの毎月のお小遣いだって、本来の想定額にプラス2万円。これは本代だ。ダンナの続けている勉強のための本代は、家計とは別枠だ。 うちは、そもそもそういう考え方。 本を買うからと言って、オモチャも同じように買い与えているかと言えば、そうじゃないし。 それを、一面的に「甘やかし過ぎ」と決めつけるなんて、どうだろう。 昨日(木曜日)、ダンナの母に会ったのでその話をすると、 「私なんかだと、本の場合は、いくら買ってあげても甘やかす事にはならないと思うわ」 との意見だった。 まして娘の場合、本が大好きで、ものすごく読み込む方だ。 買った本の半分くらいは覚えてしまっているし、そこから多くの物を育んでくれている…と思う。 うちにはうちの考えがある。 …そう思う反面、ああいう風に言われた事が悔しくて、火曜日の午後中、めそめそしていた私。 「ママ、先生に意地悪されたの?だいじょうぶ、もう、先生、来ないよ!」 娘に慰められた(>_<)。 ダンナは、 「もう体操やめたら?」 ほんと、それが筋かも。 娘が楽しんでいるぶん、残念だなあ。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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