愛猫旅だち
大好きだった子、旅立ちました。出会った時は13歳「高齢だからあまり長く一緒に過ごせないかも」とセンターの人に言われて、自分でもそう思ってたしずーっと覚悟はしていた。んだけど、意外に元気で『ずっとこのままで過ごせたらいいのに』と何度も思いました。そのままで過ごせるような気すらしていました。それから3年間。絶不調の私のそばにずっといてくれて癒やしてくれて、見ててくれて笑かしてくれて腎不全が見つかり、体重が徐々に減って活動も減って寝てる時間が長くなって、トイレを失敗するようになってでも、ペットカメラを確認すると亡くなる30分前までは普通そうに歩いていました。ご飯もまあまあ食べて。水も飲んで。その日はたまたま少し早く帰れた日だったのですが私が帰宅してから様子がおかしくて、10分程度で息を引き取りました。ずっと願っていた看取りができました。本当にラッキーでした。淋しい思いをたくさんさせたかもしれない。不安になってたかもしれない。でも、彼女は私を心配させまいと最期まで元気にしていてくれたのかもしれません。変な言い方ですが、亡くなる時間、曜日、タイミングが何もかも完璧でそんな時まで良い子だったのかと思うと、感謝しかありません。おかげでゆっくりと落ち着いて別れの儀式を済ませ、散々ないて悲しみにくれる時間までもらいました。これが明日も仕事とかだったら正直きつかったかも。休みだったから、部屋の片付けもできたし、お寺の手配も、お骨のお迎えも私1人とは思えぬほどすべてが滞りなく終わりました。こんなことってあるんだな。なんの力か分かりませんが、全てにありがとう。