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千円札は拾うな。 著者/訳者名 安田佳生/著 出版社名 サンマーク出版 (ISBN:4-7631-9680-4) 発行年月 2006年01月 価格 1,260円(税込) <本の内容> 残業をやめれば、給料は増える。見えてる人には見えている、常識の「半歩先」の考え方。『採用の超プロが教えるできる人できない人』から3年、読者待望の「安田式・人生を劇的に変えるビジネスバイブル」。 <感想> 社会人になってすぐの頃、いわゆる「自己啓発系」の本にハマった時期があった。カーネギーだの松下幸之助だの中谷彰宏だの、その他いろいろ。 一通りそういう本を読むとだんだん書いてあることが同じに思えてくる。実際、そういう作者も誰かの影響を受けたりして本を書いてるわけで、同じような本が世にあふれるのは当然とも言える。 で、本書「千円札は拾うな」だが、読んで正直な感想は「あ~こういうコト誰かも言ってたな~」という感じだった。 本書の要点は 「短期的に物事を見るな」 「捨てるべきものは早く捨てて、いつも新しいものをみつけろ」 「変化を恐れるな、自ら変化しろ」 というあたりだ。 当然、これらのことは重要な点ではあるのだが、こんなことはすでに誰かが、どこかの本で書いていることなのだ。 そういう意味でこの本は個人的にはイマイチだった。 ただ、「自己啓発系」初心者にはかなりオススメの本であることは確かだ。 すごく読みやすく書いてあり1~2時間程度で読めてしまう。 自己啓発の要点をわかりやすく読めるってのがベストセラーになった秘訣か? 比較的、凡庸な内容の本だが、特筆すべきはそのタイトルのインパクトである。 「千円札は拾うな」 このタイトルのセンスはすばらしい。 これが「あなたにもできる自己変化術」なんてタイトルだったら、誰も買わなかったに違いない。 まあ、自己啓発の要点はいつも心に「自己啓発のマインド」を持ち続けることである。 こういう本を本棚に置いてたまにパラパラとめくるのもいいのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.09 22:24:15
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