たけしのこれがホントのニッポン芸能史「特撮」
今回見たTV番組はたけしのこれがホントのニッポン芸能史「特撮」。以前録画したものを視聴。ゲストはつるの剛士と高畑淳子。高畑さんといえば「仮面ライダーBLACK RX」のマリバロンでブレイクしたが、ご本人は「複雑」とコメント。更に高畑さんが他に演じた特撮の悪役も紹介してくれた。「ジャスピオン」のギルザはマリバロンよりもキラキラした衣装で演じてたし、「ジャンパーソン」の綾小路麗子は部下に「麗子様」と教祖のように崇められてる役だったからインパクトあったもんなぁたけしに悪役の多い役者さんの名前を引き合いに出され茶化されるところも。<黎明期の特撮と円谷英二>黎明期の特撮技術と円谷英二を紹介円谷は国策のための戦争映画に関わったことが特撮に関わるきっかけ。後に円谷が関わった戦争映画を見たアメリカ軍関係者が驚いたというエピソードが登場。円谷英二を有名にしたのは「ゴジラ」で、製作期間半年。元祖怪獣映画の「キングコング」はストップモーション・アニメーションで撮影したが(76年版は特殊メイク担当のリック・ベイカーはキングコングのスーツを作った上、スーツを着てコングを演じた)ストップモーション・アニメーションは時間がかかるってことでゴジラは俳優がスーツを着て演技をする・・・という形式に。1作めでゴジラのSAを努めた人が演技の参考に動物園に行って研究を重ねたという話が登場。<月光仮面>TV特撮番組一号とされる月光仮面を紹介。当時の子供に受けた秘訣は真似をしやすかったからと特撮を研究している方が分析<ピー・プロの特撮>「宇宙猿人ゴリ(スペクトルマン)」「マグマ大使」「電人ザボーガー」などのピープロ特撮を紹介。ピープロ創設者・うしおそうじの本業は漫画家。漫画家時代のコネを利用し、手塚治虫とタッグを組んで「マグマ大使」を製作。全盛期のピープロは円谷プロや東映などの大手よりも自主性が強く、撮影に使われる車・セットを建てる土地は自前、「ライオン丸」を作っていたときはホンマモンの白馬を飼っていたというエピソードが登場今ピープロは作曲家の鷺巣詩郎が社長をやっている・・・って話はびっくり。創設者のうしおそうじは親父さんとのこと。 ピープロ特撮に影響され、自主制作のローカルヒーロー物を作ってしまった人を紹介。本職は油揚げ屋の主人で制作費をケチりながらローカルヒーローを作った裏を話してました。<つるのさんと高畑さんにインタビュー>つるのさん:ヒーロー役だから振る舞いに気を付けていた撮影時の裏話をダイナの監督の一人・村石氏が暴露。つるのさんは運動神経が良くなかったとのこと。ダイナの作中ではアスカは野球経験者という設定だったがつるのさんはスタッフにしごかれたとのこと。つるのさん曰く、後のウルトラマンの主役オーディションでスポーツに関する試験も盛り込まれるようになったとか。高畑さん衣装を着たまま買い物に出た事がある、悪役ってのはシェイクスピアの演劇を意識して・・とコメントされてたが、元は高畑さん、「青年座」の出身でしたっけ。たけしが「タケちゃんマン」での裏話を披露「タケちゃんマン」のコーナーではさんまが悪役を演じてたけど、さんまのほうがやりやすそうと思っていたらしい。<現在の特撮>「ジオウ」の奥野壮が主役を張る特撮「超速パラヒーロー ガンディーン」の撮影を写した秘蔵映像を交えつつ、今の特撮はどうなってるのかを解説。今の特撮はCG全盛だが、ミニチュア撮影の裏を紹介。グリーンバック撮影を併用してビルの破壊画面を作っているとか、火薬なしでビルを壊す特撮を紹介。火薬なしでビルを壊す特撮では壊れやすい素材でビルを作り、構造もワイヤーで引っ張ってすぐ壊れるようにする・・というもの。ワイヤーで引っぱったらすぐ壊れる・・・ってところドミノ倒しみたいだと思った。ウルトラマンダイナ Complete Blu-ray BOX 【Blu-ray】 [ つるの剛士 ]【中古】 仮面ライダーBLACK RX Blu−ray BOX I(Blu−ray Disc) /石ノ森章太郎(原作),倉田てつを,高野槇じゅん,赤塚真人 【中古】afb【中古】期限)オレたちひょうきん族 1981-1982 【DVD】/ビートたけしDVD/邦画バラエティ