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テーマ:今日聴いた音楽(73703)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
*2019年9/8修正
今日のアルバムはFENCE OF DEFENSEのファーストアルバムです。 FENCE OF DEFENSEは西村麻聡(Ba・Vo)、北島健二(Gt)、山田亘(Ds)による3ピースバンドでバンド結成は1985年で、メジャーデビューをしたのは1987年。3人ともTM NETWORKのサポートメンバー経験者で他にもいろんなミュージシャンのアルバムの製作・サポートメンバーを経験するほどの技巧派グループ。 <曲目> 1.INTRODUCTION(AB-O-RIGI-NAL) 2.BURN 3.STRANGE BLUE 4.PLASTIC AGE 5.DEEP BLUE EYES 6.NIGHTLESS GIRL 7.MISTY 8.EMOTIONAL WAY 9.FAITHA(フェイシア/デビュー曲) 西村麻聡が持ってきたデモテープはテクノ主体だった為に北島健二が自分の在りように悩み、ハードロック系のデモを持ってきたら今度は山田亘の機嫌が悪くなった為に(その没になったヘビメタナンバーは浜田麻里の曲に転用された)作曲、アルバム製作がなかなか進まずメジャーデビューする前は音楽の方向性という点で紆余曲折があったらしいです。さらにTM NETWORKが1988年に東京ドームで行ったライブ「T-MUE-NEEDS STARCAMP TOKYO」に前座として出演した。 実はFODはTM同様「シティーハンター」の歌がきっかけとなって聞き始めましたが、B'zやAccessとは異なり、TM解散当時はノーマークで「SARA」を歌ったグループとしか認識しなかったんですよね。 1曲目が1分ほどのインストナンバーなのはTMの影響が出てる? 2曲目からギターの音全開なんだが、稲葉さん、貴水博之と比較すると西村さんのボーカルはパワーがない。ハードロックよりはAOR向きに思えるが。 バンドの構成がベース(リードボーカル・シンセも兼任)・ギター・ドラムで、ベース担当がリードボーカルを取るのは珍しい。日本の3ピースバンドと言えばボーカル・ギター・キーボードという構成が多いので。 1stは捨て曲なしの構成で特に「STRANGE BLUE」「PLASTIC AGE」「NIGHTLESS GIRL」がお気に入り。 6の「NIGHTLESS GIRL」はシングル化されてる曲で詞を変更して近藤真彦とSMAPがカバーした。自分もカラオケでたびたび歌いますが、とっつきやすい歌だと思う。 「MISTY」は間奏部分のベースソロがかっこよかった。 全曲西村氏が作曲しており(西村さんはFODとしてデビューする前はスタジオミュージシャンだけじゃなく、細野晴臣のプロジェクト・F.O.Eに参加し、浜田麻里、亜蘭知子等に曲を提供していた)元TMTWORKのサポートメンバーがいるバンドと言うことで初期のB'z同様に打ち込みとギターを全面に出した作風でTM ファミリー出身のグループってみんな最初は打ち込み主体になっていくみたい。 今でも活動しているとのことだが、惜しいのはメンバー全員経歴はすごいのに、似通った路線のB'zと物凄く差がついてしまったこと。経歴だけでは売れないってことか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 10, 2019 09:45:19 PM
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