COLONYの裏側

2017/02/15(水)12:51

さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち-

アニメ(1179)

今回見たアニメは「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版2作目「さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち-」を視聴。 新作「~2202-愛の戦士たち-」の元ネタということで視聴。 ガミラスの侵略を退けてから1年後の西暦2201年、白色彗星帝国が宇宙の各惑星にその侵略の手を伸ばしていた。 地球は復興をほぼ終え、都市は活気づき平和に満ちていた。古代進も護衛艦艦長として輸送補給船団に同行していたが、偶然、発信源不明のメッセージを受信する。そのメッセージは、救いを求めるような女性の声であった。かつてのヤマト乗組員たちは、危機の正体を突き止めるためにヤマトを発進させることになり・・・というのがあらすじ。 キャッチコピーは「永遠の愛とロマンをのせて――ヤマトはいま、最後の戦いが待つ宇宙のかなたへ…」だった。 ・地球の復興はいいものの、最新鋭の戦艦・アンドロメダを見て軍備拡張に進む地球のあり様に苦言を呈する古代君らの姿は見ていて頷いてしまう。 ・謎のメッセージの発信元へと向かった古代君らが遭遇したのはテレサという美女。マッパでファティマ体型な美女なのだか、松本零士がデザインする女性キャラは皆さんスタイル抜群だ。 新作では神田沙也加が演じることが決まっているが、本作ではコンVのちづる役で知られる上田みゆきさんが演じている。 ・リメイク「~2199」も見ているけど今の観点からするとヤマトクルーの制服ってダサい・・新作ではオリジナルを踏襲しつつ、階級章が付いていて軍服らしさが出てきてたから・・・ ・敵・白色彗星帝国軍が進軍する際に流れる「白色彗星」のテーマは敵の強大さがよくわかるBGM。 ・白色彗星帝国の戦力は強大で彗星に隠れていた都市要塞に戦艦がヤマトを苦しめ、クルーが次々と戦死していく。最後は島ら生き残ったクルーを退去させた古代君が雪と共にヤマトで特攻するラストはポカーンとしてい見ていた。 ・EDソングはジュリーこと沢田研二。公開された78年としては大物歌手がアニソンを歌うことが一般的ではなかったものの、オリコンの上位に入っていたとか。 <裏話など> ・パイプオルガンを用いた「白色彗星」のテーマ演奏の裏 宮川泰としても会心の出来だったようで、完成した直後に喜び勇んで「凄いのが出来たぞ!」と息子の晶に自慢したほどである宇宙SF映画にありがちな曲になりそうな主題を、ありそうで無かった、覚えやすくキャッチーで、迫力もあり恐怖感も満点な曲に仕上げているしかも宮川泰はパイプオルガンを弾いた経験が無いにもかかわらず、それ用の曲を見事に書いた録音は武蔵野音楽大学のベートベンホールで1978年6月5日と同年6月22日に行われたが、宮川泰の実子で当時まだ高校生だった宮川晶(宮川彬良)が、「志村拓生」名義で演奏を担当した。これは、泰が楽譜を自慢気に持ってきて「これ、弾けるか?」と聞いたことが発端であった。最初は音大の先生に依頼したが、「ジャズやロックは弾けません」と断られたことで晶に白羽の矢が立った。 しかし晶はピアノとロックオルガンが専門で、ピアノとオルガンの奏法の違い(音を伸ばす際、ピアノはペダルを踏めば鍵盤から指を離しても大丈夫だが、オルガンにはその機能がないため、音を伸ばす間は鍵盤から指を離せない。そのため、次の鍵盤に瞬時に移動しなくてはいけなくなる。)に苦しめられた録音はミスタッチが続きNGを連発し、たった3分ほどの曲に1日がかりになる状況のなか、晶はプレッシャーで泣きながら演奏した。用意した録音テープも底を尽き、最後の36テイク目で泰が「いいだろう」とOKを出し、ミスのない部分を編集でつなぐことで完成とした ・土方の声優さん 2代目艦長土方役は当初、俳優の三船敏郎や仲代達矢が候補に上がっていたが、出演料が高額であるのと西崎プロデューサーの方針で流れたのだという結果、前作でナレーターをつとめた木村幌が演じた。(2199では石塚運昇さんが担当) ・興行収入について 1979年7月には、劇場版『宇宙戦艦ヤマト』(スターシャ生存編)と劇場版『海のトリトン』とともにラストメッセージを改訂した本作が「宇宙戦艦ヤマトフェスティバル」として東映洋画系でリバイバル公開され、配収5億1000万円を記録した 1978年の日本映画では、配収21億5000万円の『野性の証明』に次ぐ2位の興行成績を記録したヒット作品となった。公開当時の1978年時点では、戦後日本映画の配給収入記録としても、『八甲田山』『人間の証明』『野性の証明』に次ぐ4位に入り、本作のヒットは日本映画界にとっても事件になっていた。1991年公開の『魔女の宅急便』が配給収入21億5000万円を記録するまで、アニメ映画の興行成績(金額ベース)の記録を保持した ・ラストについて 1978年5月の製作発表記者会見で西崎義展プロデューサーは「これで、ヤマトを最後にしたい」と語っており、最後に表示される観客向けのテロップの字句は、初公開時は「もう二度と姿を現すことはない」と明言したものであった。これは1979年夏のヤマトフェスティバルでの公開版以降では「あなたが生きる限りヤマトも生き続けるでしょう」という意味のテロップに差し替えられている。ビデオソフトやテレビ放送時は地上波、BS、CSを問わず差し替え版で、DVDでも初発売のLDサイズケースのものでは差し替え版だったが後に発売されたものでは初公開時のテロップが再現されている。Blu-rayには両方収録されており、どちらかを選択して再生できる。なお、このテロップは西崎プロデューサーの発案である。 本作公開の2か月後の10月14日より、テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2』が放映された。本作と『宇宙戦艦ヤマト2』はストーリーの大要は共通しているものの、結末が大きく変更されている。『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の後発作品は本作ではなく、主役とヒロインが生き残った『宇宙戦艦ヤマト2』のストーリーを受け継ぐこととなる。 本作と「宇宙戦艦ヤマト2」の結末が大きく異なることについては、ふたつの見解がある。 監督である松本は戦争の記憶の残る時期に発表された前作において「目的を果たし、生還する」というメッセージ性を強く意識しており、ゆえに彼は本作の結末が特攻を美化するとして良しとせず、「生き残って再建の苦しみを描くべき」と主張した。そのため、後にテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2』が製作されることになる。 一方、安彦良和によると、本作がヒットした結果、製作側は「もっと続編が作りたくなっちゃって、また生き返らせろというんですよ(笑)」ということになり、安彦は反対したものの本作のキャラクターは生き返り、続編を制作することになった。 ​さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 【Blu-ray】​ リマスター化に際し、一部の撮影ミスがデジタル修正されている。また、静止画特典として本作の絵コンテが全編収められており、その中には上記の長尺版に該当する本編未使用シーンのコンテも含まれている ​さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち【中古】[☆2]​ 「遥かなるイスカンダル」に次いでリリースされた「ヤマト」のゲーム。分岐が存在し、TV版2期ENDと「さらば~」ENDが存在。 ​宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX(特装限定版)【Blu-ray】 [ 菅生隆之 ]​

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