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カテゴリ:映画
サンフランシスコのとあるホテル屋上のプールで泳いでいた女性が、何者かによって射殺される。捜査にあたるのは通称「ダーティハリー」と呼ばれる、サンフランシスコ市警察本部捜査課のハリー・キャラハン刑事。狙撃地点に残されたメモで犯人はスコルピオと名乗り、市警察に10万ドルを要求し・・という展開
クリント・イーストウッドの当たり役・ハリーが主人公の刑事ドラマ第一弾。 ・犯人がハリーに電話で行先を指名して散々走らせた挙句人質を殺してしまうという展開って刑事ドラマでよく見られる展開だが、公開当時にアメリカで起こった、電話で警察やマスコミを翻弄する劇場型犯罪「ゾディアック事件」が題材になってるらしい。 ・球場で犯人「スコルピオ」を追い詰めたハリーがスコルビオに拷問まがいの行為を行う所は過激。 ・日本語吹き替え音声は過去に放送された素材が使われてるが、怪我をしたハリーが病院で治療を受けているシーンは英語になってる。 <裏話など(wikiより)> ・主人公のハリー・キャラハン役は、当初フランク・シナトラのために用意され、シナトラが辞退したあとも、ロバート・ミッチャム、ジョン・ウェイン、スティーブ・マックイーン、ポール・ニューマンなどへオファーされたと言われている。また、そのため何度も脚本が書き直され、かなりの人の手を経て最終稿が完成しており、ジョン・ミリアスがノン・クレジットになっているのはそのためである(ただ、ジョン・ミリアス自身によると、彼が書いたいくつかの重要な台詞は本編でも使われており、クレジットされるだけの貢献はしていると思うのだがと述べている)。初期稿の中には、後に独特の作風で高い評価を得ることになる映画監督テレンス・マリックの手に成るものもあったと言う。 ・ジョン・ウェインは現代劇であることや主人公の性格、過激な描写などから出演を断ったのだが、完成した作品を見てその出来の良さに出演を断ったことをひどく後悔し、後にほとんど本作の焼き直しとも言えるような「マックQ」を作っている。また、ドン・シーゲル監督の演出も高く評価しており、後に自作の「ラスト・シューティスト」の監督にも起用している(ちなみに、この作品がジョン・ウェインの遺作となった)。 ・ドン・シーゲル監督は、シリーズ化を予定していなかったため、第一作で、市長や警察組織に嫌気がさしたハリーがバッジを沼に投げてしまうシーンで終わらせたと言われている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 30, 2017 12:42:55 AM
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