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カテゴリ:テレビ番組
今回見たのは「三島由紀夫X川端康成 運命の物語」。日本人初のノーベル文学賞を取った川端康成と実はノーベル賞候補だった三島由紀夫がお題。この二人は師弟関係にあったが、実は確執もあった?な内容。進行役は舞台演出家の宮本亜門。
・三島は父親は官僚で学習院にも行っていたほどの秀才、川端は医師の家に生まれたものの、幼くして天涯孤独になったと生まれも対照的。 ・三島由紀夫と親交があった瀬戸内寂聴(得度前は晴美)、三島の研究をしている芥川賞作家の平野啓一郎と言った関係者も登場 瀬戸内は初めて三島に会った時の事をまず告白。自分の作品を酷評(誉め言葉として)された ・川端がノーベル賞を取った時の話として三島は川端がノーベル賞を取った時は真っ先に駆けつけてお祝いに行ったが、三島もノーベル賞候補で、「細雪」で知られる谷崎潤一郎も候補だった 三島がノーベル賞を取れなかったことについて瀬戸内寂聴が川端との間に確執があったと証言。 ・宮本亜門が三島が自決した場所・市ヶ谷駐屯地を訪れる場面も登場 ・三島は市ヶ谷駐屯地で自衛隊に対し、クーデターを促す演説を行ったあと、切腹して果てたが、三島の死を知った川端は「もったいない死に方をしたものです」とコメント、三島の葬儀には葬儀委員長を務めたが、川端も2年後にガス自殺。持病を抱えててその苦悩ゆえの自殺だったと言われてるが有名作家の成功の裏を知った気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 28, 2019 06:43:54 AM
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