COLONYの裏側

今回聞いた音楽は　岡村靖幸の「DATE」。
天才の称号を欲しいままにしていた岡村靖幸の2ndで1988年3/21にエピックソニーから発売。
岡村靖幸は久保田利伸同様他のアーティストに曲を提供していたことがまず評価され、後で本人がデビューする・・・というパターンでデビュー。
名盤「家庭教師」の後は新譜の発売がスローペースになったが、スローペースになったのは完璧主義が祟ってウソのような本当の話まで飛び出したほど。

＜曲目＞
1.19（nineteen）
2.SUPER GIRL（「シティハンター2」前期ED）
3.生徒会長
4.Lion Heart
5.いじわる
6.DATE　
7.どうかしているよ
8.うちあわせ
9.不良少女
10.イケナイコトカイ
11.19歳の秘かな欲望＠
＠はCD盤のみのボーナストラック
＊対応サブスク：Apple・Spotify

全体的に男子生徒が憧れの女子を如何にしてデートに誘うか・・って心理が見える内容。
・2.は「シティーハンター2」の前期EDでシティハンター主題歌の感想にも書いているけど「君とウェディングベル鳴らしたい奴は有名な俳優じゃなきゃダメ？」「俺ほどの男はそうはないはずさ」とかナルシズム全開、「君は感激もせずもらうだけで　マンションの手前でsay-good-bye」って歌詞は憧れの女子に振り向いてもらいたい男の心理を書いている。
2018年にAbema限定番組「恋愛ドラマな恋をしたい2」主題歌に採用され、「エチケット2019ver.」として新アレンジで提供。シングル「少年サタデー」に収録されている。
4.は切ないバラードで、失恋した男子が憧れの子に対して「こうしたかった」って願望が書かれている。
5.は「靖幸」が登場し、2.同様ナルシズム全開。
8.はデートの打ち合わせを考えているって感じ。
10.はしっとりと歌うバラード。
「家庭教師」収録の「カルアミルク」「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」でも見られる青春というか20代前半のあるあるを詩にして簡単に歌ってのける岡村靖幸は天才だと思う。
11.は渡辺美里に提供した歌のセルフカバー。自分は曲を提供した人が歌うセルフカバーは嫌いじゃないが、他の歌手が歌うタイプのカバーは嫌いなんですよね。（オリジナルとの乖離が激しいことが多いため）
「♪盗んだバイクで走りだす～」と体制に対する反発などを歌った尾崎豊とは対照的に青春の青臭さを感じる内容ですなぁ（岡村は尾崎豊とは親友同士だったとの事）

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「SUPER GIRL」以来のアニソンでPVを収めたDVDがおまけとしてついている。