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Oct 9, 2019
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カテゴリ:テレビ番組
今回の「アナザーストーリーズ」のお題は三島由紀夫。
1970年11/25日に起こった「楯の会事件(三島事件)」を3つの視点から解明していく。
登場したのは三島事件に遭遇した元自衛官の寺尾克美・楯の会会員・篠原裕、三島が信頼していたサンデー毎日の記者徳岡孝夫・文化放送の元リポーター・三木明博など事件に遭遇した人らの証言と三島事件の映像を交えて三島事件を繙いていく。

軽く三島由紀夫の異才を紹介し、事件当日の市ヶ谷駐屯地の総監室での出来事を軽く紹介してから本題へ。

まず登場したのは三島事件に遭遇した元自衛官の寺尾克美の視点での紹介。
事件当日の事を寺尾が語る。しかも寺尾は三島に切られた。また木刀で三島と渡り合った元自衛官も紹介。
市ヶ谷駐屯地の総監室には刀傷が数カ所残ってるが、見ていて生々しい。
事件当日、楯の会会員(森田・古賀・小賀・小川以外)は市ヶ谷会館におり、異変に気付いたのはヘリが市ヶ谷駐屯地周辺を飛んでいたことからだったという。

事件当日人質にされた益田総監の映像も登場

第2の視点は文化放送のレポーター・三木明博の視点。
初めて彼が三島と会ったのは伝説の討論会「対東大全共闘」の席だった。 
60年代末期は安保闘争・戦争反対を訴え学生が過激な行動に出て警察と衝突するのは当たり前というご時世。三木も学生時代に学生運動に関わっていたとの事。
三島が高度成長期に違和感を覚えており、著書を介して独特の愛国論を展開していた。例の討論会での肉声・映像も紹介。もし自分が行動するのであれば切腹すると言ってたってことが判明

元楯の会会員・篠原が「楯の会」の制服を紹介。楯の会の運営費用は三島が負担していた。
1969年の「国際反戦デー」の時、自衛隊が暴動を鎮圧してくれるものと思ったが機動隊が鎮圧したので腹を切るしかないと会員に漏らしたという。

第3の視点は三島が信頼していた記者・徳岡孝夫の視点。
事件当日、市ヶ谷会館にやってきた徳岡は会員から三島の手紙を受け取ってる。中身は檄文・写真、徳岡宛の手紙。徳岡には「檄文」を全て公開してほしいということを伝えられていたこと、後で「檄文」を全公開している。
徳岡は三島が天皇陛下(昭和天皇)を批判している作家は初めてと評したうえで、初めて三島の家を訪れた時の話を紹介。
 三島由紀夫を研究している平野啓一郎も登場。ノーベル賞をもらっても自決していただろうと推察。さらに三島の人格形成が青年時代に誤診が原因で戦争に行けなかったからではないかと指摘し、同世代の人が自分とは違って出征して戦死してしまい、自分は生き残ってしまったという罪の意識を抱いていたため、作家として成功しても満たされないものを感じていたのではないかとも語っていた。「豊饒の海」3・4部で「老いは醜い」ってのを表す描写があるから、年老いたら何が残る?生きてたって仕方ないっていう心理もあったのでは?

今憲法問題が取り沙汰されてるが、「三島由紀夫と楯の会事件」を読んで、三島由紀夫が言おうとしていることは一理あると思った。自衛隊が違憲で「国軍」として扱われていないのだから。憲法に「自衛隊は国土防衛のためにだけにその軍事力を使う」とでも書いておけばいいのにと思う。

「三島由紀夫と楯の会事件」感想
11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち 感想


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三島事件もう一人の主役 烈士と呼ばれた森田必勝 (Wac bunko) [ 中村彰彦 ]
三島と共に自決した楯の会・2代目学生長森田必勝にスポットを当てた本。






最終更新日  Oct 12, 2019 09:35:01 PM
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