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テーマ:今日聴いた音楽(73647)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題は人間椅子の「人間失格」。
イカ天(「三宅裕司のいかすバンド天国」)出身のバンドの中でも現役で今年デビュー30周年を迎えた人間椅子の1st。 ブリティッシュロック+ドゥームメタル+津軽弁の歌(和嶋慎治・鈴木研一共に青森出身)がメイン。バンド名は江戸川乱歩の小説からで1stアルバムのタイトルは太宰治の最後の作品から。 イカ天では「文芸ロック」と評され、実際、アルバム・歌のタイトルに古典小説が引用されていることも。(「怪人二十面相」、「羅生門」とか・・・) オリジナルではアナログを意識したのか音がこもり気味だったが、2016年にHQ版がリリースされたときに改善されている <曲目> 01. 鉄格子黙示録 02. 針の山 03. あやかしの鼓 04. りんごの泪 05. 賽の河原 06. 天国に結ぶ恋 07. 悪魔の手毬唄 08. 人間失格 09. へヴィ・メタルの逆襲 10. アルンハイムの泉 11. 桜の森の満開の下 全体的に重々しい演奏で、人間椅子の独特さがこの段階で出ている。(youtube公式Chで配信されている「無情のスキャット」も重々しい歌だった)#2はイカ天でも披露していた曲でBudgieの「Breadfan」のカバー。(歌詞は人間椅子独自の物)。 #4は青森出身の彼ららしい歌。#5は仏教に出てくる賽の河原の事を歌ってる。和嶋さんが仏教に造詣が深いところからきているのか?(それゆえ人間椅子ファンは「檀家」と呼ばれている) #6は三島由紀夫の小説からきている。歌詞に不適切な所があり、逆回転が使われてる。#7は横溝正史の「金田一耕助」ものから題名が取られている。 #10はインスト。西洋文学から?#11は坂口安吾の小説から。2ndアルバムのタイトルでもある。 人間椅子 / 人間失格(低価格盤/HQCD) [CD] イカ天で「針の山」を披露した時の映像。鈴木研一はねずみ男の格好で演奏しているが、今は怪しいお坊さんの格好で演奏している。和嶋慎治は作務衣姿だが、今では明治・大正時代の文豪風の格好になっている 「無情のスキャット」公式PV。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 22, 2019 06:49:05 AM
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