COLONYの裏側

2020/09/16(水)06:22

pizzicato five「ベリッシマ」

音楽(歌番組・MV含む)(555)

1988年9月21日リリース。前作「couples」がセールス的に振るわず、アルバムリリース後のライブの翌々日にディレクターの河合マイケル、プロモーションスタッフの御領博からボーカル交代を示唆されたことから、佐々木麻美子(Vo)と鴨宮諒(key)が脱退。2代目ボーカルとなったのはオリジナル・ラヴの田島貴男で、田島はオリジナル・ラヴの活動と並行を条件に参加。小西は当初フロントマンとしてよりもコンポーザーとして田島を誘ったという。  オリジナル・ラヴの1st(インディーズからリリース。メジャー1stは1991年リリースの『LOVE! LOVE! & LOVE!』。)と本作は1か月違いでリリースされている。  アルバムがリリースされると熱狂的支持者と明らかに嫌悪を示すものと真っ二つに評価が分かれ、「ミュージックマガジン」のディスクレビューには「仏作って魂(ソウル)入れず。」と皮肉られたが再発盤(MHCL 364)の帯には「仏作って、魂(ソウル)を探す。」というアンサー的なコピーが記載されていた。「カップルズ」同様、セールス的には振るわなかった。田島時代の作品は「女王陛下のピチカートファイブ」と「月面軟着陸」。 2016年8/24日に「カップルズ」と共にBlu-Spec2CD版と最新マスタリング音源を使用したアナログ盤がリリースされている <曲目> 1.惑星 2.誘惑について 3.聖三角形 4.ワールド・スタンダード 5.カップルズ 6.日曜日の印象 7.水泳 8.セヴンティーン 9.これは恋ではない 10.神の御業​ *PD:ピチカートファイブ *対応サブスク:Apple・Spotify ・本作では田島が4曲、小西・高浪がそれぞれ3曲ずつ作曲。ゲストに越美晴、ヤン富田等が参加。 ・この頃の田島貴男の声は真心ブラザーズのボーカルにそっくりな所が。「カップルズ」や野宮時代と比較するとポップではあるけど重さも感じる。 ・メロディは「カップルズ」の延長線上にある印象。  Pizzicato Five ピチカートファイブ / ベリッシマ 【BLU-SPEC CD 2】​

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