2020/10/18(日)22:36
YMO「アフター・サーヴィス」
今回のお題はYMOの「アフター・サーヴィス」。
1983年12/12・13日に日本武道館で行われた「散開ライブ」の模様を収録したアルバムで1984年2/22リリース。LP初回版はレッドヴィニール・カスタムレーベル仕様。
すべて収録されているわけではなく、後に演奏した曲をすべて収録した「コンプリート・サーヴィス」がリリースされている(1992年11/11リリース)
1984年6月25日に初CD化されたが、「Focus」、「Kai-Koh」、「See-Through」が収録時間の都合でカットされた。その後も1987年3月25日、1992年3月21日、1994年6月29日とCDのみ再リリースされ、1998年1月15日には紙ジャケット仕様として、またCD2枚組にて再リリースされた。この版よりカットされた収録曲は再び収録されるようになった。
<曲目>
Disk1
1.(A-1)PROPAGANDA
2.(A-2)東風
3.(A-3)BEHIND THE MASK
4.(A-4)SOLID STATE SURVIVOR
5.(A-5)中国女
6.(B-1)音楽
7.(B-2)FOCUS
8.(B-3)BALLET
9.(B-4)WILD AMBITIONS
10.(B-5)邂逅
Disk2
1.(A-1)希望の河
2.(A-2)SEE-THROUGH
3.(A-3)Key-手掛かり-
4.(A-4)TECHNOPOLIS
5.(A-5)雷電
6.(B-1)以心電信-You've Got To Help Yourself-
7.(B-2)過激な淑女
8.(B-3)君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-
9.(B-4)FIRECRACKER
*対応サブスク:Apple・Spotify
当日演奏された曲の内、「Shadows On The Ground」、「Perspective」、「The Madmen」、「Limbo」、「Chinese Whispers」は未収録。
演奏についてはメロディはMTRによる事前録音をしたものを流し、3人は伴奏に徹していた。サポートメンバーに元ABCのデヴィット・パーマーが参加。
高橋はボーカル曲ではボーカルに徹していた
Disk1
#1は後半のみのショートバージョン。完全版は「コンプリート・サーヴィス」に収録されている
#2は前奏部分はアップテンポに変更。リズムマシンの影響か?
#4は原曲よりもオリエンタル調なメロディ。間奏部分に高橋さんのボーカルが入る
#6も原曲よりもテンポが高いように見える
#7の暗い調子はそのままか?
#8はちょっと明るいめ?
Disk2
#1は音程が少しずれてる?
#4では冒頭の「TOKIO」のフレーズを2・3回連発している。テンポも速め。
#5イントロ部分が省略され、お馴染みのフレーズからスタート。原曲よりはピコピコはしていない。
#6原曲との乖離は殆ど見られない
#7も原曲と比較して大きな変化はなし。
#8はイントロ部分のシンバルの音が大きいし、リズムマシンの音が主張している。最後の部分は原曲にないオリジナル。
#9はラストに流れた会場アナウンスまで収録されている
昔はビデオが普及しだしたと言ってもデッキだけじゃなくソフトも高額で今のDVD・BDのように簡単に購入できなかったし、フルで収録されていないってのは当たり前(音楽DVD・BDでもレアな奴になると中古市場でも定価の倍になってる・・・ってこともあるが)。
ラルクの25周年ライブ、FODの配信限定ライブアルバムをレビューしているが(ラルクの25周年ライブは後でBDを購入)、ライブの臨場感を音だけでとはいえ堪能できるってのがいい。
【中古】 アフター・サーヴィス /YELLOW MAGIC ORCHESTRA/YMO 【中古】afb