COLONYの裏側

2021/03/14(日)20:01

本城未沙子「魔女伝説-Messiah’s Blessing-」

音楽(歌番組・MV含む)(554)

今回のお題は本城未沙子の「魔女伝説-Messiah’s Blessing-」。 本城未沙子のデビューアルバムで1982年10月21日にテイチクからリリース。LOUDNESSの高崎晃プロデュースでバックミュージシャンはLOUDNESSのメンバーと永川敏郎(ノヴェラ)だったという作品。 80年代のJ-RockシーンではLOUDNESSの登場でジャパメタブームが起こり、それに便乗して女性HMシンガーがデビュー。本城未沙子もそういう流れでデビューしたが、浜田麻里同様80年代末期に路線変更を行って活動したものの、今はライブメインで断続的に活動している。(最近の活動で参加してるバックミュージシャンには是永巧一、西村麻聡などがいる) <曲目> 1.魔女伝説(MESSIAH’S BLESSING) 作詞:亜蘭知子/作曲:高崎 晃/編曲:高崎 晃 2.ク・ラ・イ・マ・ッ・ク・ス(CLIMAX) 作詞:亜蘭知子/作曲:高崎 晃/編曲:高崎 晃 3.ストーンド・ザ・ナイト(STONED THE NIGHT) 作詞:亜蘭知子/作曲:高崎 晃/編曲:高崎 晃 4.ウォーリア(WARRIOR) 作詞:G.SPERANZA・M.PEALE/訳詞:亜蘭知子/作曲:G.SPERANZA・M.PEALE/編曲:高崎 晃 5.アフター・イリュージョン(AFTER ILLUSION) 作詞:二井原 実/作曲:高崎 晃/編曲:高崎 晃・(ストリングス)吉村 浩二 6.ホワイト・ルーム(WHITE ROOM) 作詞:J.BRUCE・P.BROWN/訳詞:亜蘭知子/作曲:J.BRUCE・P.BROWN/編曲:高崎 晃 7.暗黒の子供たち(HELL IS FOR CHILDREN) 作詞:N.GERALDO・P.BENATAR/訳詞:亜蘭知子/作曲:N.GERALDO・P.BENATAR/編曲:高崎 晃 8.ロスト・イン・ハリウッド(LOST IN HOLLYWOOD) 作詞:R.BLACKMORE・R.GLOVER・C.POWELL/訳詞:亜蘭知子/作曲:R.BLACKMORE・R.GLOVER・C.POWELL/編曲:高崎 晃 9.カモン(CUM ON FEEL THE NOIZE) 作詞:J.LEA・N.HOLDER/作曲:J.LEA・N.HOLDER/編曲:高崎 晃 10.アズ・タイム・ゴーズ・バイ(AS TIME GOES BY) 作詞:亜蘭知子/作曲:高崎 晃/編曲:高崎 晃 11.どこにいても いつでも ~Close to my heart~@ 作詞:本城未沙子/作曲:松澤 楽/編曲:安部智樹 @はボーナストラック *対応サブスク:Apple  作詞はビーイング黎明期を支えた亜蘭知子が大概担当。LOUDNESSも一時ビーイングにいたというので、その繋がりでの参加か? #5はLOUDNESSのカバー(2nd「DEVIL SOLDIER-戦慄の奇跡-」収録)。路線変更後にリリースした「Visualize2」収録の「Midnight Flower」「Light House」(FENCE OF DEFENSEのカバー。オリジナルは2nd「~II」収録)よりはしっくり来る。FODのカバーはAOR向きの声質を持つ西村麻聡が歌って成立する歌だから違和感があった。本作収録の#5は本城未沙子本人が二井原実に声が近いからあんまり違和感が感じられない。  80年代にデビューした女性HMシンガーのイニシャルは「H.M」だった・・・ってことで同時期に浜田麻里、橋本ミユキがデビューし、80年代HMクィーンの一人として活動した彼女だが、女性HMシンガーで生き残ったのは浜田麻里だけだった・・・というのがわかるように、浜田麻里と比べると声にパワーがないか。 ​(LP)本城未沙子/魔女伝説 【中古】​

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