2021/02/25(木)20:42
U.K「U.K(憂国の四士)」
1st.元キング・クリムゾンのジョン・ウェットン(Vo/Ba)、ビル=ブルーフォード(Ds)がメインとなって結成。ELPの発展型というコンセプトのもと、イエスのリック・ウェイクマンを誘ってキーボードトリオとして活動する予定だったが、リックが契約していたA&Mレコードが「ウェイクマンのバンド」として売り出そうと考えていたこと、マネージメントの問題で数週間のリハだけで挫折。1977年にウェットンとロキシー・ミュージックで一緒だったエディ・ジョブソン(Key/バイオリン)、アラン・ボールズワース(Gt)を誘い、1stリリース時のナインナップが集結。1978年に本作がリリースされたが、1979年の来日公演翌年に解散。ジョン・ウェットンはジェフ・ダウンズ、スティーブ・ハウ(イエス)、カール・パーマー(ELP)と共にエイジアを結成する。
<曲目>
1.IN THE DEAD OF NIGHT
2.BY THE LIGHT OF DAY
3.PRESTO VIVACE AND REPRISE
4.THIRTY YEARS
5.ALASKA
6.TIME TO KILL
7.NEVERMORE
8.MENTAL MEDICATION
9.IN THE DEAD OF NIGHT - SINGLE VERSION@
10MENTAL MEDICATION - SINGLE EDIT@
*@は2014年再発バージョンに収録のボーナストラック
*対応サブスク:Apple・Spotify
#1はELP・イエスをポップにした感じのイントロからスタート。歌い方はELP寄り。
哀愁を帯びたギターソロがいい。
#2はイントロがフロイド風。Voはブルース風に。
#3はELPの「タルカス」風のイントロが流れ、スピード感がある
#4キーボード・ドラムの音がメインからモーグ風のサウンドとギターに変わっていく
#5キーボードの音がいかにも707sプログレ風。
#7ギターソロを彷彿させるキーボードソロがいい。
UK / U.K.(憂国の四士) +2(SHM-CD) [CD]