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Jun 8, 2021
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今回のお題はクィーン「Innuendo」。
1991年2/5にパーロフォンレーベルからリリースされたクィーンの14枚目のアルバム。(イギリスでの発売日。日本では1991年1/30に東芝EMIからリリース。アメリカはハリウッドレコードから)
フレディ・マーキュリー存命時にリリースされた作品としては最後の作品となる。
 各曲の作曲は1曲を除きバンド名義になっている。これは「THE MIRACLE」(1989年リリース)の手法を踏襲したもので個人名義による印税の分配のトラブルを避けるためと、作曲方法が個人の作業ではなく、各々が持ち寄った素材をセッション形式で仕上げていくという方法を取り始めたため。
アルバムジャケットは19世紀のフランスの風刺画家J.J.グランヴィルのイラスト「Jaggler Of universe」が使われている。アルバムのインナースリーブ・収録曲のPVはフレディの病状を隠すかのように厚めのメイク、モノクロ、アニメ後処理されたものが使われている

<曲目>
1.Innuendo
2. I’m Going Slightly Mad (狂気への序曲)
3.Headlong
4.I Can't Live With you
5.Don't Try So Hard
6.Ride the Wild Wind
7.All God's People(神々の民)
8.These Sre the Days Of Our Lives(輝ける日々)
9.Delilah(愛しきデライラ)
10.The Hitman
11.Bijou
12.The Show Must Go On


<DXエディション追加曲>
01. I Can’t Live With You (1997 Rocks Retake)
02. Lost Opportunity (B-Side)
03. Ride The Wild Wind (Early Version with Guide Vocal)
04. I’m Going Slightly Mad (Mad Mix)
05. Headlong (Embryo with Guide Vocal)

*対応サブスク:Apple・Spotify(DXエディションも視聴可能)

#1はフラメンコギターのソロでイエスのスティーヴ・ハウが参加。フレディとロジャーによる作品。テンポアップ→アコギによるメロディが入るとゆっくりに。フラメンコ風メロディが入るとコーラスが入る→エレキギターによるフラメンコ風ソロという構成。
フレディ追悼コンサートでロバート・プラントが歌っているが声が出ていないという理由でビデオ・DVDではカットされている。
後にプラントは「フレディじゃないと歌えない曲」とコメントしている。
#2はフレディ作詞・作曲。80’sニューウェーブの香りがする。
PVではフレディが道化師に扮し、ブライアンはペンギンのコスプレを披露(衣装は1stのブックレット裏面で着ていたものを再利用。)し、本物のペンギンと共演・・・などユニークなものになっている。
#3はブライアン作詞・作曲。ブライアンは「クィーンの曲として採用されるか半信半疑で、自分のソロに使うことを念頭に考えていたがすんなりと採用された」とインタビューでコメントしている。ギターワークがいい。
#4もブライアン作詞・作曲。#3同様ギターワークがいい。途中で入るコーラスも。
#5はフレディ作詞・作曲。オペラを思わせる曲
#6はロジャー・テイラー作詞・作曲。リミテッド版ではロジャーがボーカルを務めてるバージョンが収録されている。テンポから疾走感がある。
#7はフレディとマイク・モラン作詞・作曲。元はフレディのソロ2nd「バルセロナ」(1988年リリース)に収録予定だったナンバーだったが、モンセラート・カバリェに拒否されたため、バンドの作品として完成させた。経緯からオペラ・ゴスペルの要素がある。
#8はロジャー作詞・作曲。フレディ存命時に作られた最後のPVがこの曲のもので、PVではフレディの最晩年の姿が確認できる。全盛期の時と比べるとやつれ具合がはっきりと分かる。実は病状が悪化し、立つのもやっとの状態だったとか。
歌そのものはしっとりと歌い上げるバラード。1992年に行われたフレディ・マーキュリー追悼コンサートでは、ヴォーカルにジョージ・マイケルとリサ・スタンスフィールドを迎えて演奏された。
#9はフレディ作詞・作曲。フレディが飼っていたニャンコちゃんの”デライラ”(メス)に捧げた歌。ブライアンがトーキングモジュールで猫の鳴き声を出している。曲自体はシンセメイン。
#10はフレディが中心となって作られたが、ギターパートが演奏しづらい・・・ということでブライアンが移調している。
#12はロジャーとジョンが考えたコード進行を元にフレディとブライアンが作ったナンバー。制作段階になるとフレディの病状が悪化しており、ブライアンは当初フレディには音が高すぎて歌えないと考えていたが、デモをフレディに持ってきたらフレディは「僕はこの歌にすべてを捧げるよ」と答えたという。詞の中身は命ある限りショーを続けなくては、と自分自身を勇気づけるものとなっている。ブライアンはギターとヴォーカルの他YAMAHA DX-7も演奏している。
シンセの音と相まって哀愁が見えるナンバー。
フレディ追悼コンサートではヴォーカルにエルトン・ジョン、リズムギターにブラック・サバスのトニー・アイオミを迎えて演奏された

製作時にはフレディの病状が悪化し、PVでもやつれ果ててるのがわかるのに、フレディの声には衰えがない。この後「Made In Heaven」用にボーカルパートを亡くなる直前まで録っていたと言うし、もう歌しか無かったというかもっと生きたいと考えてたんでしょうね。






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最終更新日  Jun 8, 2021 09:23:40 PM
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