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テーマ:今日聴いた音楽(73688)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題は竹内まりやの「REQUEST」。
1987年8/12日にアルファ/MOONレーベルからリリース。「VARIETY」から3年ぶりにリリースされたオリジナルアルバムで自身のシングル曲と他アーティストに提供した曲のセルフカバーで構成されている。プロデューサーの山下達郎も演奏・バックコーラスで参加。 オリコン集計で4年かけてミリオンを達成している。また、オリコンでは1992年にリマスター版がリリースされた折、1992年11/2~30付のチャートではオリジナルと別個に集計されたが、12/7付のチャートからオリジナルと合算されて集計されるようになった。 2017年11/21に発売30周年Anniversary Editionが(CD版の発売日。アナログ盤は2018年3/21リリース。180g重量盤で2枚組)、2021年11/3の「レコードの日」にボーナストラック無しでLPが再発。 <曲目> 01(A-1). 恋の嵐 02(A-2). OH NO, OH YES!(Written for 中森明菜in 1986) 03(A-3). けんかをやめて(Written for 河合奈保子in 1982) 04(A-4). 消息 05(A-5). 元気を出して(Written for 薬師丸ひろ子in 1984) 06(B-1). 駅(Written for 中森明菜in 1986) 07(B-2). TEKO’S THEME(テコのテーマ) 08(B-3). 色・ホワイトブレンド(Written for 中山美穂in 1986) 09(B-4). 夢の続き 10(B-5). 時空(とき)の旅人 《Bonus Tracks》 11. TEKO'S THEME(Single Version) 12. 夢の続き('89 CD Single Mix) 13. Good bye(Previously Unreleased) 14. 恋の嵐(Karaoke) 15. 元気を出して(Karaoke) 16. 駅(Karaoke) *対応サブスク:Apple・Spotify(30周年Anniversary Editionとして) 9/14日に「元気を出して」がCMソングに採用されたことで、サブスクが解禁になったが、11/3同時にアナログが再発される「VARIETY」も解禁にならないのがわからない。 #1は女の不倫がテーマだが、それを感じさせない。 #2は中森明菜のアルバム「CRIMSON」に提供した歌のセルフカバー。明菜ver.は儚さが見えるが竹内版ははっきりとした歌い方をするので歌の輪郭がはっきりする。詞はシティポップを思わせる。 #3は河合奈保子に提供した曲。レコーディング時、同じスタジオの隣の部屋でTM NETWORKがレコーディングを行っており、TMの勢いのある歌を聞いて竹内と山下の両名は「自分たちのやっていることは本当に大丈夫なのか」と不安になったという。 「♪けんかをやめて 二人を止めて 私のために争わないで」と三角関係が歌のテーマ。 #4は唯一の書下ろし #5は1988年「セイコー ドルチェ&エクセリーヌ」のCMソングとしてシングルカットされたが、元は1984年に薬師丸ひろ子のアルバム「古今集」に収録された曲。薬師丸自身もラストのコーラスで参加。薬師丸版も竹内版ともに問題なし。 #6は#5同様竹内自身が歌ったことで代表曲となったが、#2同様元は明菜に提供した歌。 明菜版と竹内版を比較して聞いたが、竹内版の方がいいかな? レコーディングの時、山下に「明るく聞こえる声質だからつまらないと思って歌ってくれ」と注文されたという。 山下は「CRIMSON」を聞き、明菜の曲の解釈に憤りを覚え、それをきっかけに山下が自身の手でアレンジしたいと思い「駅」のセルフカバーをしてみたらどうかと竹内に勧めた経緯があるという。 歌そのものは昔付き合っていた人に偶然再会した主人公が別れた後悔、追憶が描かれているんだが、いつ聞いてもいい歌なんでサブスク解禁で本作を聞いたときは涙が出た。 #7はアニメ映画「時空の旅人」挿入歌だが、映画ではEDで流れる #8は1986年に中山美穂に提供した歌のセルフカバー。元が中山美穂の曲ってことで清純派アイドルらしい曲。 #9は東宝映画「ハワイアン・ドリーム」主題歌。シンセの音・リズムから「プラスティック・ラブ」を彷彿させるナンバー。1992年リマスター版では1989年MIXに差し替えられ、30周年版ではオリジナルミックスに戻っている。 #10は「時空の旅人」主題歌。間奏とエンディングのエレキパートはFODの北島健二が担当。北島さんは浜田麻里、本城未沙子、アン・ルイスのサポートやレコーディングに参加しているがいずれもロック系の方。ハードロック志向の人がニューミュージックの代表格である竹内まりやの曲参加は意外。北島さんはシティポップ系ミュージシャンのサポートもしてるからなぁ 演奏自体は無駄を取ったソリッドなメロディは確かに・・・と思う。 #11アルバムとはサックスソロ、コーラスの入り方が異なる #13は#10のデモバージョンのようなものでラストのギターソロはなし。 竹内まりや / REQUEST 30th ANNIVERSARY EDITION [CD] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 15, 2021 12:00:09 AM
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