COLONYの裏側

今回のお題は東北新幹線「THRU TRAFFIC」。
1982年6月25日にフィリップスからリリースされた唯一の作品。
東北新幹線は山下達郎・竹内まりやのレコーディング、セッションツアーで活躍した山川恵津子と鳴海寛によるデュエット。本作品は鳴海と山川が八神純子のバックバンド「メルティング・ポット」に参加していた当時、二人の才能を高く評価したヤマハの全面バックアップにより、二人の希望通り、作詞作曲編曲、ヴォーカル、コーラス、ギター、キーボード、プロデュースを自分達で手掛け、一流スタジオミュージシャンも集結してレコーディング。
もともとバッキング志向だったのかアルバムを出したものの、ライブは行わず自然消滅。2007年10/17日にマスクラケットレーベルから初CD化

＜曲目＞
01． Summer Touches You
02． Up and Down
03． 心のままに
04． ストレンジ・ワイン
05． September Vallentine
06． 月に寄りそって
07． Cloudy
08． Spell
09． ラスト・メッセージ
＊LPの場合＃1-5がA面、＃6-9がB面
＊対応サブスク：Apple・spotify

＜参加ミュージシャン＞
宮崎 全弘(ds)、市原 康(ds)、山木 秀夫(ds)、後藤 次利(b)、高水 健司(b)、羽田 健太郎(key)、浜口 茂外也(per)、数原 晋(tp)、ジェイク・Ｈ・コンセプション(sax)、八神 純子(cho)

LP版の中古価格が○万円で取引されていることもある程今ではシティポップの名盤として扱われるが、当時は評価されてなかったのだとか

＃1は佐藤博に似た歌い方
＃2の声はか細いが竹内まりやを彷彿させる歌唱法をやっている。一瞬だが曲が途切れる。
＃3は夏の涼風が通り抜ける感じ。
＃4では＃3同様濱田金吾風の歌い方になっている。キーボードとギターのアンサンブルが夕方から夜になっていく演出になってる感じ。
＃5は安部恭弘作曲。夜のクラブで流れそうな感じ
＃6の歌詞「♪レモン色の月が～」ってのよく聞きますなぁ。
＃7は佐藤博の作品風のメロディ。カフェでくつろぐ時に良さそう。

他の方が同年リリースの佐藤博の作品「Awakning-覚醒」に近い作風とコメントされていたが、曲によっては佐藤博の作風に似てる。

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東北新幹線 / THRU TRAFFIC [CD]​