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テーマ:今日聴いた音楽(73341)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題はオフコースの「ワインの匂い」。1975年12/20日に東芝EMI/エキスプレスレーベルからリリースされた3rd。(初CD化は1983年11/21)
本作から武藤敏文がPDとして参加。「FAIRWAY](1978年10/5リリース)までプロデューサーを務める。 フォークデュオ時代の代表曲「眠れぬ夜」を収録 <曲目> 01(A-1). 雨の降る日に 02(A-2). 昨日への手紙 03(A-3). 眠れぬ夜 04(A-4). 倖せなんて 05(A-5). ワインの匂い 06(A-6). あれから君は 07(B-1). 憂き世に 08(B-2). 少年のように 09(B-3). 雨よ激しく 10(B-4). 愛の唄 11(B-5). 幻想 12(B-6). 老人のつぶやき *対応サブスク:Apple・Spotify #1のイントロで流れる車の走行音はレコーディングの最終日に豪雨の中、当時の小田の愛車トヨタ・セリカを走らせてその音を録音したもの。 「♪人は皆誰でも 流れる時の中で いくつもの別れに涙する」「♪あなたが好きだから 静かな夜は 電話の音に今もときめいてしまう」って歌詞は4畳半フォークを思わせる歌詞 #2はアコースティックなナンバーで鈴木作曲。#3のC/W。 #3は当初バラードとして書かれたが(鈴木いわく「透明な雰囲気」)、「それまでのアルバムには無条件に理屈抜きに楽しめるような曲やシングル曲が少なすぎたのではないか」という武藤の助言で8ビートにアレンジされた。 「♪たとえ君が目の前に跪いて全てを 「忘れてほしい」と涙流しても 僕は君のところへ二度とは帰らない それが愛の日々ならもういらない」「♪愛に縛られて 動けなくなる 何気ない言葉は傷つけてゆく」は破局寸前のカップルの姿が、「♪眠れない夜と雨の日々は 忘れかけてた 愛がよみがえる」って所はよりを戻した男の気持ちが出てる。 #4「♪幸せなんて 頼りにならないみたい」って歌詞はいつの時代にも通じるなぁ #5#3同様初めて聞いた曲の一つで今聞いても透明感がある曲。 初めてユーミンのステージを見てまとめた曲であると小田は雑誌のインタビューで答えている。後に「こころ」のC/Wとしてセルフカバーしている。 「♪窓から遠くを見つめながら 優しく哀しいピアノを弾いてた」「♪私はもう 誰も好きに なることもない今は ありがとう あなたはいい人。もっと早く会えたら」「♪あの雨の日傘の中で大きく僕がついた ため息はあの人に聞こえたかしら」と言う歌詞と小田さんの透明な声が心の琴線に響く。 #6は鈴木がリードボーカル。「♪ 僕はいつまでもこの手を広げ 走ってくる君を待ち続けるよ」って詞が「待つ男」の純粋さが解る。 #7はアリスの矢沢透が参加。演奏した楽器としてクレジットされている「タワンジ」とはたわしとスポンジのこと。当初マラカスを使う予定だったが、納得する音が出ず、矢沢の発案でたわしとスポンジをこすった。 カントリー色の強いメロディの曲。 #8は1:34秒と短いナンバーだがタイトルのように純粋さが見える歌詞とメロディ。 #9は後に鈴木がソロアルバム「FORGEWARD」でセルフカバーしている。珍しく激しいメロディの曲でアコギだけじゃなくエレキの音も入ってる「♪男の誇りも捨てた~」って所は男らしい。 #10は「カーペンターズに歌ってもらえないか?」と考え、1976年に「I'll Be Coming Home」という英語版を制作し、デモテープを送った。結局実現しなかったがリチャード・カーペンダーから「たしかにあの時オフコースのデモテープは届いていた」とコメントを貰ったという。後に小田は「伝えたいことがあるんだ」のC/Wとしてセルフカバーし、セルフカバー集「LOOKING BACK」にも収録された 出だしがカーペンターズの「Desperado」「Rainy Days And Mondays」っぽい。 「♪泣きぬれて ただ一人 寂しいたそがれには 恋人よ 振り向けば やさしい思い出をあげよう」って歌詞が素敵。カーペンダーズがうたっても違和感のないメロディ。 #11は鈴木がリードボーカル。裏切りなど人生あるあるを歌ってる #12はNHK「みんなのうた」への曲提供依頼を受けて作ったものの採用を断られた・ 「みんなのうた」って子供向けのイメージがあるから似合わないと思う。 【中古】 ワインの匂い /オフコース 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 24, 2022 04:54:23 PM
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