COLONYの裏側

今回のお題は聖飢魔IIの「メフィストフェレスの肖像」。
1996年6/21にBMGビクター/Ariolaレーベルからリリースされた（オリコン最高19位）
　1994年にリリースされた「PONK!」以来のリリースで移籍第一弾だが低予算で作られた。
地球デビュー10周年イベント「the SATAN ALL STARS」で再会したダミアン浜田とジェイル大橋作の曲も含まれている。
　ジャケットアートは不気味だがおどろおどろしいものはなく、のちの黒ミサで演奏された曲も含まれている
2015年にリマスター＋Blu-Spec2で再発している（再発元： ‎ ソニー・ミュージックダイレクト）

＜曲目＞
01.地獄の皇太子は二度死ぬ(作詞：デーモン小暮/作曲：ルーク篁
02.凍てついた街(作詞・作曲/ダミアン浜田）
03.GREAT DEVOTION(作詞・作曲：ルーク篁）
04.PAINT ME BLACK(作詞：デーモン小暮/作曲：エース清水）
05.野獣(作詞・作曲：ダミアン浜田）
06.メフィストフェレスの肖像(作詞・作曲：ダミアン浜田）
07.WHO KILLS DEMON？－誰が悪魔を亡き者にするのか-(作詞：デーモン小暮/作曲：エース清水）
08.黒服のあいつ(作詞・作曲：デーモン小暮）
09.サロメは還って殺意をしるし(作詞：デーモン小暮/作曲：ライデン湯沢）
10.HOLY BLOOD-闘いの血統-(作詞・作曲：ルーク篁）
11.悪魔のブルース(作詞・作曲：ジェイル大橋）
＊対応サブスク：Apple・Spotify

＃1はタイトルの割には悪魔崇拝の要素はあんまりない。世紀末を予感させる歌詞はあるが。
＃2はダミアン浜田作詞・作曲。詩に悪魔崇拝の要素が少し入っている
＃4の冒頭の歌詞はXっぽい。エース長官作曲ということでメロディアス。
＃5はアマチュア時代の曲をリテイクしたもので小経典としてリリースされた。大教典ミックスとして収録されている。ダミアン陛下が作ったということで初期作品のように台詞が入ってる。
＃6はHMらしいメロディの曲だが、間奏部分のアコギとエレキのギターソロがいい。
＃7はエース長官作曲ということでポップさが出ている。エース長官は「STAINLESS NIGHT」「白い奇蹟」と親しみやすいメロディの曲を作るが、ポップさのある曲を作る・・・ってところはHIDEのような立ち位置なのか？
＃8は詩にいい意味で毒気がないなぁ。閣下はたまに（いい意味で）HMらしくない詞を書くしなぁ
＃9はアコギのアルペジオって珍しいフレーズを入れてる。
途中で閣下の台詞が入るが新約聖書の伝説の一節が入っている
＃11はボーナストラック扱い。リードボーカルはエース長官。大橋代官はアメリカン志向ということで今までと打って変わってアメリカンな曲。
低予算で作られた・・・という割には演奏のクオリティが高い

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