COLONYの裏側

2024/04/27(土)23:15

ユニコーン「BOOM」

音楽(歌番組・MV含む)(561)

今回のお題はユニコーンの「BOOM」 1987年10/21にリリースされたユニコーンの1st(オリコン最高77位)。 サウンドプロデューサーとして元MARIAHの笹路正徳とFODの西村麻聡が参加。 ユニコーンのアルバムではKeyの向井美音里が唯一参加した作品である(向井の後任となる阿部義晴(ABEDON)もマニュピレーターとして参加)。 <曲目> 01. Hystery-Mystery 02. Game 03. Maybe Blue 04. Concrete Jungle 05. Limbo 06. Sweet Surrender 07. Alone Together 08. Sadness 09. Fallin′ Night 10. Pink Prisoner *対応サブスク:Apple・Spotify デビュ~1993年の解散のときはブルーハーツ、ジュンスカと共と「バンド御三家」と呼ばれ、ルックスの良さから当時の音楽雑誌で多くグラビアを飾るほどだった。 #1は結成直後に作られ、CBSソニーのCBSソニーのオーディションで演奏された曲。 #2は音楽誌「別冊宝島724 音楽誌が書かないJ-POP批評22」でスカ風ナンバーと評したがイントロとかその影響が見られる。歌詞の「メデューサ」の箇所はもともと「クソババ」だったが、レコ倫の規制に引っかかり、変更されている。ライブビデオ「MOVIE4 舞監なき戦い(1992年リリース)」「THE VERY RUST OF UNICORN」収録のユニコーンメドレーではオリジナルの歌詞で収録されている #3は初期ユニコーンの代表曲で当時デビューシングルと間違われるほどだった。(シングル一号は「大迷惑」) 後のユニコーンのシングル曲と比べると大真面目な内容なのでかなり貴重な曲だと思う PVが作られており、デビュー後初めてのスタジオ撮影でで証明などで高温になり、汗だくになった衣装を何度も乾かしながら朝まで撮影されたという #4「♪いつものように転がるコンプレックス」「♪レプリカばかりの繰り返し」とか地方から上京した人の姿が見える。 #5はDsの川西幸一作詞、Baの堀内一史作曲。歌詞に後のコミカル路線に通じるところがあるが曲調は大真面目 #6の歌詞はセクシー。 #7の歌詞はレコーディングの帰り道にストリーキングに遭遇したことを題材してる。堀内作曲。おふざけ路線に入ってもこーゆータイプの曲はやってないから珍しい #8はユニコーン加入前に奥田が在籍していたReadyのレパートリーで川西と手島はこの曲をコピーして奥田を迎えたという。「♪時が過ぎ~」とか若者がおとなになっていく過程が描かれている。 #9はFODの西村がアレンジャー。西村さんのテクノ志向が出てる。ユニコーンらしくないナンバー。逆にFODが演奏してたら面白いかも。4枚目「ケダモノの嵐」収録の「スライムプリーズ」ではこの曲のマルチトラックテープが使われている。 #10初期のライブでは間奏時にフロントの3人がステージ前に出ることが定番で後半の盛り上げ曲だった。 「服部」からおふざけ路線に走ったユニコーンだが、なんでこの2枚目路線を貫かなかったかが不思議。「大迷惑」「雪が降る街」「ヒゲとボイン」「素晴らしい日々」は確かにいい曲なんだが。 ​ 【中古】 BOOM/ユニコーン

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