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カテゴリ:美術館・展覧会めぐり
長ったらしくなるので2分割で
<ブレンパワード> NT表紙に採用されたブレンパワードのセル画がまず登場。永野氏が考えていたブレンパワードは決定稿よりも頭が大きいのだが、結局はネリーブレンの原型に。 企画段階のアンチボディは生き物ではなく、ロボットだったこと、パイロットスーツはぴったりめになっており、決定稿のブレンパワード用パイロットスーツの軽装バージョンにつながった? リバイバルの演出・仕組み、後付コックピットの設定、ハッチの開閉の説明、ブレンチャイルド、グランチャー(決定稿と準備稿(後でバロンズゥになるデザインでした)、ブレンの決定稿を展示(全身図、顔のアップ、ポージング) <シェルブリット> 「少女革命ウテナ」の幾原邦彦と組んで発表した作品で永野氏はキャラとメカデザを担当。表紙絵、各種設定、NT表紙に採用されたシェルのセル画を展示。さらに主人公オルスとヒロイン・デルビーの準備稿を掲載。 他は幾原氏と組んで制作する予定だったアニメの設定を展示 <ゲーム・その他> 自身がキャラデザを担当したセガサターンのゲーム「エアーズアドベンチャー」がまず登場。キャラだけじゃなく美術設定まで考えていたとは…ヒロイン・コーリンの後期装備はFSSアウトラインで「プラスティックスタイルの原型があるんですよね」とコメントしてたが確かに… バーチャファイターのパイのセル画が登場。パイは1Pコスチュームで書かれているんだけどVFの思い出はガードはボタンが割り振られてるためやりにくく、長続きしなかったんだよなぁ 鉄拳シリーズに提供したEXコスチュームの設定画が次に登場。5のアンナのEXコスチュームの方はラフも展示。3のゼブラアンナ以降、コンシューマー版の鉄拳でいろんなアーティストがEXコスチュームをデザインしたんだよなぁ 鉄拳はVFよりもやり込んでて「2」のPS版をやった時はアーケード版の攻略本を買ったほどやり込んでて、以降は時々ゲーセンで遊んでました。 永野版「XXXHOLIC」の侑子のイラストも展示。CLAMPはFSSのムックでイラストを寄せていたからそのつながりで? <フール・フォー・ザ・シティ> *フール・フォー・ザ・シティのコーナーあたりから写真撮影可能 永野氏の漫画家デビュー作。原稿から名場面を抜き出す形で展示。ニュータイプで使われたであろうアラニアのセル画も展示。 <FSS> ・角川版エルガイムのムック2冊めに掲載されたプロトタイプFSSのイラストがまず登場。実際の絵を見られるのが感激だが、色の違いがはっきりと分かる。 プロトタイプの運命の3人の女神もイラストも展示 ・単行本表紙が生で見られるのが感激。「DESIGNS」2巻で書き方をざっくり紹介していたが、永野氏はあーゆーのはネタバレになるため好ましくないとのことだが同感。書き方のネタバレをしたら確かに作家に対する関心が薄れるもんなぁ 大きめのボードに絵を描いてるため、途中確認のため写真を撮るのだとか。 9巻表紙のLED半透明装甲の表現が素晴らしい。 単行本の他画集「JOKER3100」「TWIN TOWER」「プラスティックスタイル」のイラストも展示。 ・セル画はニュータイプ表紙のLEDミラージュ(アイシャ騎)、コーラス4世、カイエン、ラキシス(初期イメージ)、アトロポスとすえ、ブラフォードのセル画、画集「CHORUS」の表紙、「MIRAGE」に使われたKOG、ニュータイプに掲載されていたエストとデコース、オージェ・アルスキュル、アマテラス対ボスヤスフォートのセル画を展示。FSSのキャラシートはリスマチックセルというやつで書いていて(今はデジタルセルに移行)、マシントレスを行っても線は劣化しない、大判の絵も難なく焼き付けることが可能…ってことで永野氏の特徴である細い線で書かれたキャラシートを再現してる。見た目は普通のセルと変わりないんだけど(普通のセルでマシントレスを行った場合、線が劣化してしまう)あの人が持つ繊細さが直に見られる。 ・他はニュータイプ表紙に使われたジ・エンプレスの原画、「TWIN TOWER」に掲載されてたヤクト・ミラージュの原画などを展示。現在MHはGTMになったが、対応表的なイラストの展示もされていたり、MH、GTMのキットも展示。GTMのガリガリの胴体にスライドする関節は斬新だが、MHのほうが今だに好きなんだよなぁ <花の詩女 ゴティックメード> 設定画、ベリンとトリハロンの表情集を展示 <物販> 戦利品はエストとラキシス(Wアライメントスーツ)のアクリルキーホルダー。ラキシスのやつは自転車の合鍵用キーホルダーにしました。 目録を買おうとしたが、FSS画集や角川版エルガイムのムックを持っていて殆ど見知ったものだったので購入は控えました。 「エルガイム」のTシャツを買おうとしたがデザインが微妙だったのでこれもパス。 <メッセージボード> 埼玉、名古屋の物をそのまま再現されてるようで安彦良和氏、いのまたむつみ、THORES柴本さんのイラストはすぐに分かった。 訪問者が書けるメッセージボードもあり、自分の思いを付箋に書いてホワイトボードに貼り付ける方式で私も書いてきました FSS、エルガイムのファン歴30年目に私が崇拝する永野護氏の展覧会に行けたのは感激です ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 25, 2025 12:39:05 AM
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