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緑と清流

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2009.04.09
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カテゴリ:その他
写真の花は「ハナズオウ」
   ハナズオウ

ことわざ
「霜をふんで堅氷至る」
 霜が降りると、やがて堅い氷が張り、厳しい冬が来る。
 物事は最初小さな兆しがあって、徐々に大きくなるというたとえ。小さな禍の兆しが見えたら、やがて大きな災いがやって来ると思って、用心すると良い。


イスレンのバラ 第二章 10

 いつもの朝の散歩は、一時間の予定でも45分ぐらいで終わってしまうのが、イスレンのバラと一緒だと、一時間半ぐらいになった。
 その日も、いつもの散歩コースより遠くの雑木林まで行った。
「イビン・ワシヤという9世紀の人の論文に、ヘルメスから伝わったとされる神秘学的アルファベットが紹介されている。また、ヘルメスの子孫のエジプトの僧侶のことにも言及している。ヘルメスの姉妹の子供たちを、彼はイシュラギュンと呼んだ」
「ウフッ、怪獣の名前みたい」
「ペルシャの偉大なイスラム神秘家であるソーラヴァルディは、東方の神秘学者という用語によって、啓示を体験した達人のことを描写する時、その怪獣的名前を再現した。さらに彼は、東洋の知恵の書という書物で、入門儀式を通過した人たち、つまり東洋の神秘学者について述べた」
「東洋って、日本かしら、それとも古代中国?」
「そこまで東ではなさそうだ。哲学と神秘体験は精神的には分離できないものであり、この体験は賢者たちの父であるヘルメスと結ばれていた。それら哲学者たちが叡智の柱と呼んでいた人々は、プラトン、エンペドクレス、ピタゴラス、ゾロアスター、マホメッドである。
 ソーラヴァルディはそれまで論じられていた作者たちとは対照的で、ヘルメスと異なる伝統の賢者たちとの間に歴史的、人間的な関係を成立させようとはせず、内的諸体験に基づいた天上の入門儀式的関係を成立させようとした。
 ヘルメスが残した遺産は多種多様で、錬金術、魔術、占星術は伝承の秘伝主義の本質的要素を構成し、多くの文明に浸透してきた。それでも諸文明は常にエジプトが全ての伝承の母体であると考えていた。中世には、その古代の遺産は西洋世界に浸透し、ルネッサンスまで一般には東洋の秘伝主義と呼ばれる新しい見方がなされた。
 次にそれは、バラ十字宣言書の出版への決定的な入り口に到達する特殊な方法で発展した」
つづく

   城址
滝山城址

滝山公園は、多摩川と秋川の合流点の南側に広がる加住丘陵にあり、都立滝山自然公園の一部です。標高200mの公園の北側は、多摩川の景観を望むことができます。またここは、古くからのハイキングコースとして親しまれています。

   道


「チヴォー氏の最期」はこの前にあります





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最終更新日  2009.04.09 11:30:28



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