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2010.01.25
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カテゴリ:心理学と神秘学
サクラソウ2

大ピラミッドは、ナイル川流域の高原に築かれている。
現在の保存状態では、砂の上に崩れたおびただしい石が、偶然三角形になったかのようにさえ見えた。
近くにあるケフレン(カフラー)のピラミッドと、それほど大きさが変わらないように見えるが、基部を歩いてみると、約12万平方メートルの範囲を覆っている。
それを構成している石の一つ一つは、それぞれ大人の身長ほどもある。
砂漠に剥き出しで晒されているピラミッドの面は、数世紀も自然の猛威にうがたれ、ぎざぎざになっているが、造られた当初は滑らかに磨かれて、美しく彩色されていた。
ピラミッドに登ることは、一見簡単そうであるが、実際に登ってみると山登りより大変で、うんざりしてしまう。
しかしアラブ人の少年達は、頂上まで登って降りてくるのに、たった7分もかからなかった。
ピラミッドの頂上は現在は平らになっているが、当初は黄金の尖塔になっていた。
数世紀の間、ピラミッドの謎とされているひとつに、入り口の位置という問題がある。
正当な入り口を示すものは何もない。
カリフ・エル・マムーンが仮の入り口を掘り、現在はそれが正面玄関のようになっている。
そこまで登るのにも、大きな石を三つも乗り越えなければならない。
その石は、一つが2・5トンあり、大ピラミッドに約230万個ある。
その量はニューヨークからサンフランシスコまで、高さ1,2メートルの壁を築き、さらに中間点まで戻れる量だ。
その正当ではない正面玄関から入り、大回廊の傾斜路へと通じる薄暗い通路に沿って歩いて行くと、円形のトンネルがあった。
そのトンネルは這って進むほど狭く、7メートルほどの距離があった。
トンネルを抜けると大回廊の入り口で、そこは畏敬の念を起こさせる光景だった。
切り立った狭い通路を見上げると、磨かれた石灰岩が両側と上方に見えて、初めて自分は今、エジプトの大ピラミッドの中に居るんだと実感し、鳥肌立つような感動を覚えた。






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最終更新日  2010.01.26 08:33:15
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