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イスティスの隠れ家

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Jan 7, 2008
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カテゴリ:カテゴリ未分類
皆さんこんばんは、イスです(´・ω・`)

ひっさびさにINしたら(ロト空けた時の記憶は○ございません)、ふも姉がいて・・・

鬼だこのワンコ

ってな感じにガブリされまして。。。。はい。。。書きます。ってか載せます(´・ω・`)鬼だこのワンコ

でも、今回ばかりは自信というか・・・まぁ・・・・はい、うだうだ言いません。

んじゃ、行きますよ?

蒼き石の物語外伝
『蒼き氷の女神』

蒼き氷の女神 1『始まり』

今、あたしは暗い平原を走っている。
暗い夜を銀色に輝く短弓を背負い、疾走するアーチャー。それがあたしだ。
あたしの名はちぇるしー。常に単独で冒険を行っているフリーの冒険者。
いつから冒険者をしていたかなんて、覚えてない。気付いたらもう、冒険者として生きていた。
今はフリーで仕事を請け負い、色んな事をしている。
宝物の探索、魔物の討伐や雑用他色々。
ギルドに所属していたこともあって、たくさんの人脈を持っているけど、あたしは一人で動いてた方が気楽だった。
自分の命だけ気にしていればいいのだから。
だけど、今回はちょっとまずったかも。
背後からは、黒くうごめくゴーストたちが私を追いかけてくる。
ここは港都市ブリッチヘッドにほど近いテントヘンド平原。
あたしはさっきまで海の神殿と呼ばれる場所で宝探しをしていた。
神殿は、どういう経緯か知らないけれど多くの魔物であふれ、しかし同時に多くの宝物もあふれていた。
多くの冒険者が一度は挑戦し、泣きか笑いを得る場所。
今回のあたしの場合は、泣きも笑いも一緒に手に入れてしまったようだ。
笑いは当然、宝物を手に入れたこと。今背に背負う銀弓がそれだ。
銀は魔力を持つ金属という話を聞いた事がある。しかもこれはかなり良質な魔力が込められているのか、とても軽い。
売ればどれほどの値段がつくか、今から考えただけでもウキウキしてしまう。
だが、泣きの方はどうにもならない。
「ひぃ・・・ひぃ・・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・・」
今、あたしの後ろを3人のおまけがくっついてきている。
と、いうか・・・
「あんた達!! いつまであたしを追っかけてくるの!?」
そう。あたしはこの見ず知らずの3人のせいで、今頃はブリッチヘッドでのんびりとやわらかい寝床で眠っているはずだったのを邪魔されてしまった。
「し、しらねぇよ!! あんたが追っかけてきてんだろ!?」
「はぁ? 前を走ってる人がどうやって、誰を追っかけるのよ!!」
どうみても冒険初心者にしか見えないこの3人は、海の神殿奥深くで宝を手に入れたあたしのすぐ後に、その場に現れた。
ゴーストという厄介なおまけを引き連れて。
はっきり言おう。海の神殿を抜け、テントヘンド平原をこうして走っているのはこいつらのせいだ。
一人は大剣を背負った戦士風の男。
一人は長い外套で全身を覆っている魔術師風の男。
最後の一人はシスターの印章を胸に縫い付けた女。
装備だけを見てみると、それなりの物ではあるが、身のこなしなど、どうしても初心者にしか見えない。
少なくとも、海の神殿を歩くには絶対的に力量(レベル)が足りていない。
さっき暴言を吐いてきたのは戦士風の男だ。
初心者がそんな大振りの大剣(グレードソード)を持ってたって、振り回されるだけでしょうに。
「あ、あのあの!! 後ろの人たち、いつまで追っかけてくるのでしょうか!?」
と、話すのはシスター。
「あなた、退魔の魔法は使えないの!?」
「まだ未熟で・・・回復魔法をほんの少しだけ~!!」
せめて防御の祈りくらいはできるようになりなさい、っての。
っと、ほらほら、火が飛んできてるわよ?
あたしはその炎を避け、時に短剣で叩き落としながら走り続ける。
「あんたは何か出来ないの?」
「小生は争事にはなれておらぬ」
えらそうに言う言葉じゃないし、ならなんで海の神殿まで来てるの?
そう言い返すと、彼は黙り込んでしまった。頭よさそうに見せるなら、もうちょっと頑張るべきだ。
でも、この状況はマズイ。正直いつまで逃げても奴らはずっと追いかけ続けてきそうだ。
なら、ここらできっちり倒しておかないと。
あたしは前へ出る右足に力を入れてそのまま方向転換。
走っている最中も、ちらちらと振り返りゴーストの数は確認している。
相手は5匹(人?)
手持ちにある武器は短剣と背中にある銀弓。
・・・十分。
まずは短剣を奴らに向かって投げつける。
速度を持って相手を突き刺す短剣も、相手がゴーストでは「普通は」すり抜けるだけ。
だけどあたしが投げた短剣は普通ではない。
追いかけてきた先頭のゴーストに、短剣は突き刺さる。
変化は瞬間に起こった。
凍りついたのだ。
あたしが得意としているのはこの足と、幼い頃からとある魔術師から教えてもらった氷系付与魔術。
本来炎系付与魔術(ファイヤーエンチャント)と呼ばれる魔術師の技だけど、それを応用した魔術だ。
威力は通常の炎系付与魔術に劣るが、長年使い続けて鍛え上げた技だ。その威力も年数に比例して十分強い!!
背後から息を飲む気配を感じた。なんで一緒になって足止めているんだか。
だけど、今は目の前の敵。クールに。確実に仕留める!!
凍りついたゴーストはそのまま崩れ去り風に流される。短剣も一緒に砕けたようだけど、一匹倒せただけで十分だ。
霊となった存在も、死というものが存在するのだろうか?
一瞬思考が別の事で飛んだけど、すぐに目的を思い出す。
見ればゴーストたちも戸惑っているのか、足(?)が止まっている。
あたしはそのままゴーストたちに走りよった。
背中から引き抜くのは銀弓。
残念なことに銀の矢はないが・・・
『氷霊よ』
その一言で精霊たちはあたしに力を貸し、氷で出来た矢を作ってくれた。
それを番え、あたしはさらに魔力を練り上げる。
進む勢いそのままに、あたしは魔力で作られた矢を・・・
「ウォーターフォール・・・!!」
上空へ飛び立つ矢は・・・地へ墜ちて・・・いかない。
魔力の矢は進化する。
そしてそれは一瞬を越える刹那の変化。
刹那の時を経て、矢は数万の氷の雨と化し地へ墜ちるのではなく、降り注ぐ!!
その氷の雨に、ゴーストたちは耐え切れず次々と地へ叩きつけられた。
「ふぅ・・・」
氷の雨が止んだ時には、すでに彼ら(?)の姿はどこにもなかった。
どうやらゴーストは全部倒せたようだ。
あたしは銀弓を背中に収める。
目の前に広がるのは氷の世界だった。普段よりも強力な威力はこの銀弓のおかげだろうか?
あたしはボケっとしているだろう三人の初心者冒険者に振り返る。
「終わったわよ?」
その声にハッとしたのか、彼らはこちらを丸い目で見た。

続く


っと、まぁひとまずここまで。

海の神殿にゴーストいたか? というつっこみはなしの方向でお願いします。ぶっちゃけ覚えてませんorz

とりあえず序章です。さてはて・・・ここから話はどこまで広がるか・・・楽しみにしていてくださいな?

ってことで、今日はここまで。

次回、『冒険者とは』にて御座候。

そんじゃねーヾ(゚ω゚)ノ゛




ってか、誤字脱字を探す暇なかった・・・(泣
後々修正します・・・寝かせて・・・・





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Last updated  Jan 8, 2008 12:02:26 AM
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