現代版攘夷論

2005/09/27(火)02:42

日経平均騰がりすぎ?

日経平均が大幅反発、4年3か月ぶり1万3300円台  週明け26日の東京株式市場は全面高となり、日経平均株価(225種)の終値は、前週末比233円27銭高の1万3392円63銭と、今年2番目の上げ幅を記録し、今年最高値を更新した。  1万3300円台の回復は2001年6月以来約4年3か月ぶりだ。  取引量も膨らみ、第1部の出来高は約30億7900万株と、2営業日ぶりに30億株台に乗せた。売買代金は約2兆5900億円で、5営業日連続で2兆円を上回り、バブル期の1989年2月に並ぶ記録となった。 (読売新聞) 郵政民営化法案否決後からの連日の暴騰劇もあっさり1万3千円を抜いてから1万3千4百円目前となってきた。 現時点でPERは19倍を超え、割安感は最早皆無だが、それにも増しての買い旺盛。外国人買いが国内の買いを促して上値追いの展開で、銀行株と鉄鋼株中心の流れとなっている。 個人的にはちょっと25日線とも5日線とも乖離し過ぎだと見ている。 でも最近は予想が当たらず、指を銜えて見てるだけ(苦笑) 外国人の日本買いの根底にあるのは、アメリカのハリケーンの影響や、経済の不透明感とEUの先行きの不透明感もあるだろう。ドイツの混乱も日本シフトの要因の一つ。 そんでもって日本はと言えば、原油高にも負けず経済成長率は調子よく、政局は自民圧勝により改革のスピード感の進展が期待出来るのと、当初は割安感が絶大な買いを誘った言える。 民営化法案否決で下がった所を買い漁った外国人買いの冷静な投資判断には恐れ入る。 鬼門の9月相場は恐らくプラス引けで日本経済はいよいよ上離れとなるだろう。現時点の相場水準は割高だが、未来の見通しとしては、割安との思いが先行投資となっているかも知れない。 日本経済復活の狼煙となる事希望♪

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