2005/10/10(月)15:21
日米貿易摩擦再燃か?
アメリカのGM傘下の大手自動車部品メーカーのデルファイが破綻した。
これは親会社GMの業績不振の煽りをくらったとの一言だろう。
GMやフォードといったアメリカの自動車メーカーは軒並み販売不振になっており、格付けもジャンク級扱いで、経営再建は必須事項である。
変わってハイブリットカーを擁す日本車部隊の大攻勢はトヨタ・日産・ホンダの利益の7割は北米とも言われている。破竹の勢いで北米市場を席巻していると言えよう。世界で騒がれる原油高は、プラスと転じている。
そんな中でトヨタなどは日米貿易摩擦を嫌い、販売価格引き上げや、GMとの業務提携、GMの子会社だった富士重工(すばる)買取などを実施しているが、予想以上に北米の大手自動車メーカーの経営状況は悪化しているのだろう。
その流れの中で子会社の部品メーカーの大型破綻で自主再建不可能は、18万人とも言われる雇用喪失も有り得る状況は、新たな貿易摩擦となるかも知れない。
ただはっきり思う事は、多量消費の高燃費車は売れないだけとも思うがね。
ガタガタ言われたとしても「環境に優しい車」の方が売れ、家計も助かるって事だろう。
北米自動車メーカーの取る手段は一つ。
時代にあった売れる車作りに励みましょう♪
GMの業績不振は慢心が招いた結果ではなかろうか・・・
参考ソース
http://www.sankei.co.jp/news/051010/morning/10kei001.htm