2006/01/21(土)15:32
国技と言えども変革してゆく
15日大相撲中日の解説にあの「デーモン小暮」さんが
大相撲関係者以外では初めてだったとか。
あの現代の歌舞伎役者スタイルで登場なのであります。
解説の実力は知る人ぞ知る玄人はだしだったそうだが
国技にあの悪魔コスチューム&化粧なのである。
大相撲もなんとか人気回復をしなくてはならない状況でもあり
あのスタイルも開放かと思いきや、大相撲は改革という点では
プロ野球よりも早く、ビデオを採用し際どい勝負には納得のゆく
判断をいち早く取り入れ、実は時代の変化対応には長けた業界です。
ちょんまげとふんどしだけにとらわれますと肝心なところを見落とします。
要は中身であるわけです。時代の流れをみながらの改革の歴史が大相撲にはあります。土俵の四隅の柱もテレビ放送が始まったときに邪魔なので取り払って、房をつけて赤房下、青房下と言われるようになった。
長く続くものは、改良改革変革をたえず続けた結果なのであります。
これからも変えるもの、変えない伝統を見極めながら変革をつづけるだろう。